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2013/05/22

◆明日は、妻の帰国日。電話はいいから、といって送り出したが、ホントに電話の一本もなし。成田に到着してから連絡してきそうだ。我が部屋の中は、ほとんど変化なし。いつものように、足の踏み場もないほど、あちらこちら本や雑誌、新聞が積み上がっており、真夜中の大掃除が必要だが・・。

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◆さて、日経平均株価は前日比246円高の1万5627円と4連騰し4日連続年初来高値引けとなった。1万5600円台回復は2007年12月以来5年5ヵ月ぶりのことだ。21日の欧州市場では、引き続き独DAXや英仏株が上昇したものの、南欧株はギリシャ株が5%超の大幅続落となるなど軟調展開が続く。米国では反発、22日のバーナンキFRB議長の議会証言やFOMC議事録公表を控えるなか、NYダウは1日で過去最高値を奪回する強い動きとなった。東京では、日銀金融政策決定会合後の発表を控えるも、金融緩和は不変との見方から、円の6日ぶり反発にも朝方から買いが先行。連日の60億株超の大商い下、上値を追う活況展開となった。■当欄建設セクター主力株のショーボンドHD(1414)は20日にHD化後高値を付けた後、続落。まあ、昨年は1年間2000円手前の水準で往来相場となってきたのが、中央高速道笹子トンネル事故後に「国土強靭化」計画などのもと、ほぼ一本調子の上げで4000円台乗せしたのだから、荒っぽい動きに対する調整局面があっても不思議はない。ただ、国土交通省が3月に発表した「社会資本の維持管理・更新に関して当面構ずべき措置」で、工程表を見ると、建設・土木、道路・橋梁関連セクターのなかで、「引き続き、中長期移動平均線沿いの上昇基調にある銘柄」を追っていくべきだと思わさせられる。「わが国の社会資本は、今後20年間で、建設後50年以上経過する施設の割合が加速度的に高くなる」とこれまでいわれてきたことを記した。既に、2012年3月現在で、2メートル以上の橋長の道路橋は約16%が50年超となり、トンネルは18%、水門など河川管理施設は24%・・とある。もっとも株価は5月高値銘柄が多いことから、ほとぼりが冷めるのを待ちたい。■しかし、鹿島(1812)が300円台、大成建(1801)、清水建(1803)は400円台、大林組(1802)は600円台乗せ・・とこの日も大手建設は高値更新。ならば、道路・橋梁、セメントからピックアップすべきか?とはいえ、慌てて買い急ぐことはせず、動きをウォッチングすることから始めよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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