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2005/02/07

◆先週末は米国株が今年最大の上げ幅を記録。英独は昨年来高値を更新。これを受け、平均株価の終値はわずかタッチ差で1万1500円回復ならずも一時はこれを上回る場面もあった。G7など当面のビッグイベント終了で円高懸念も後退。エレクトロニクス株の一斉高にリードされ、業種別指数では33業種中値上がりが31業種と全面高商状。出来高15億株超、売買代金1兆円超が続く。■元気がないのは、年末年初に急騰劇を演じ、直近は失速商状が続くマザーズ市場。投資資金が動きのいい1部市場や2部市場に移動している上、あす8日からのIPO(新規株式公開)再開を前に乗り換え、換金売りが増加しているのだ。先週末も報告のそーせい(4565・マザ)は瞬間、下げの目安としていた12月安値以降の上げ幅の半値押し(57.95万円)水準を割り込む場面があったものの、終値はプラスに転じた。開発品の進展が見え、来期以降経常黒字転換、黒字幅拡大への道筋が予想されることから中期強気継続。◎遺伝子医薬開発支援のアンジェスMG(4563・マザ)は同半値押し(60.75万円)水準を割り込んで終了だが突っ込み買い。

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◆ハイテク株がほぼ全面高。決算悪は昨年の大幅下落でほぼ織り込み済みとの見方から、やや、上値の重くなっている自動車株に替わり当面は堅調展開も。◎注目はIP電話の田村大興(6675)。600円台でのもみあいが2カ月以上続いているが、ここから強気で攻めたい。◎同じくIP電話のNECインフ(6705)。こちらも1カ月半450円の手前で行きあぐねているが、下値はじり高で煮詰まっている。◎浜松ホト(6965)は大底圏脱出でひと調整がほしいところだが、さてどうか。◎IP携帯電話サービスにからむ事業計画を10日めどに発表予定のYOZAN(6830・マザ)が4日連続ストップ高。ここからはいったん利食い売りもよしとしたい。■先に紹介の専門商社強気継続。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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