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2013/09/17

◆筆者の編集第1号となった年1回発行の大学時代所属クラブの「映研OB会会報」は大いに不満が残った。筆者がそうなのだから、先輩方は頭から湯気を噴き出して怒っている?前編集長の指導に従い、郵送されてきた原稿からどんどんパソコンに打ち込み、構成していけばよかったとか、いろいろ後悔が寄せては消える。会報を受け取って、変な気分になった大先輩方の前に出るのは針のむしろの上に立つように嫌なことだ。しかし、会報が先輩方の手に渡ってしまった後では、もう打つ手はない。これにこりず、第2号をしっかりやれば良いと、大いにバックアップしてくださった編集の先輩は慰めてくださったが、10月に開かれる母校記念会堂でのOB会総会が今から重い荷物となっている・・。

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◆さて、3連休明け、9月第3週初め、日経平均株価は前週末比93円安の1万4311円と反落スタートとなった。米国では15日に量的金融緩和に懐疑的だったサマーズ元財務長官が米FRB(連邦準備理事会)次期議長の指名を辞退すると発表したことを受け、円高ドル安に振れた。16日の欧米株は急伸したものの、東京外為市場で円は対ドル、ユーロで反発したうえ、17−18日の米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えていることもあり、引けにかけて売り優勢の展開となった。■なかで、目立ったのは小型建設株。短期で終了してしまうか、大型ゼネンコン株と競いあって「東京オリンピック関連」株として根付いていくか?単なる隙間狙いの短期勝負狙いの資金が流入しただけなのか?ウォッチングしたい。なかで、ショーボンド(1414)は11日に4750円のHD化後の最高値を付け、2週間、週足が宙に浮いた格好となっている。いったん、調整色を強めても良い場面だが、13、26週線絡み水準に下げてくれば拾いたい。NIPPO(1881)は道路舗装トップであり、ショーボンドはコンクリ補修でトップ。以前から言ってきたが、前回、1964年(昭和39年)の東京オリンピック大会前後から東京の高速道路・幹線通りは急ピッチで整備されてきた。当然、東京の高速道路や幹線道路の補修工事もあり、ショーボンドなどに追い風となる。国土強靭化計画からトンネル・橋梁補強工事も順調に拡大する方向にあることが、中・長期上昇基調にあるNIPPOなど道路株とショーボンド株の株価上昇基調を後押している。26週、52週移動平均線沿いの上昇にある間は、「強気」で臨みたい。

◆また、バルチック海運指数が8月12日の安値996ポイントを底に反転中。米量的金融緩和縮小策はあるものの、海運大手の第1四半期経常損益は前年同期比様変わりの改善となった。郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)など海運株も26週、52週線上の上昇基調にあり。当欄重点銘柄としてピックアップする。  

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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