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2013/05/21

◆妻から連絡がない。連絡するのは帰る日でいいからといったから、羽を伸ばしている。出発前に、お土産は?と聞いたから、「現地の地図各種でいい」と答えた。5月末にやってくる妻の兄夫婦からも、先にお土産は?と聞かれたからシドニーの地図だと答えた。ただ、オーストラリアの各州ロードマップはいくつも持っているから、シドニーの1万分の1の地図各種を持ってきてもらうことにした。グーグルマップでいいのではないか?というから、グーグルマップには情報らしい情報はなく、1時間も楽しめないから要らない。15年前に行ったのが最後だから、あの時、持ち帰った地図と同じ感じのものだと答えた。1万分の1の地図には何千、何万もの情報があり、いつまで見ても見飽きることはなく、いかにも、ヨットを繋留するには手ごろな内に切れこんだ海岸線がパラマッタ川沿いに数限りなくあり、そのひとつひとつに思いをはせるのが楽しみであり。中学生頃からの趣味。私の部屋では毎日、漢江を中心としたソウル市内のデカ地図とシドニーの若干小ぶりの地図がにらみあいしている・・。地図さえあれば、退屈なんて言葉は要らない。

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◆さて、日経平均株価は前日比20円高の1万5381円と3日続伸し、かつ、3日連続で年初来高値を更新。連日で5年5カ月ぶり高値となった。20日の欧州市場では独DAXや英仏株が続伸する一方、財政が厳しい南欧株は急反落した。また、米国では格付け会社の米格下げ警告があり、22日のバーナンキFRB議長議会証言が注目されるなか、NYダウは過去最高値から小反落も、原油先物は4連騰、金・銅先物も上昇した。東京市場は、円が反発始動したものの朝方から買いが先行した。世界的金融緩和策を背景に素材・資源関連セクターが値上がり上位に並び、輸送用機器をはじめ輸出関連が続いた。一方、アベノミクス第1波相場で先頭をきった金融・不動産関連、建設のほか、食品・小売など内需関連・・当欄注目セクターは軟調に推移した・・。■今、目の前にあるのは、相次ぎ材料に群がっていく「金融相場」の一段の高まり。前日には、日経新聞朝刊の「日本、インド両政府は東電福島第1原発事故後に中断した原子力協定交渉の再開で合意」との報道を受け、東電(9501)がストップ高するなど原発関連株が高人気化。そして、きょうは21日付け日経新聞朝刊が、「経産省は再生可能エネルギーの導入を促すため、住宅の屋根を借りて太陽光発電する企業に低利融資する制度をつくる」と報じたことから、太陽光発電関連が活況裏に上昇。一部市場出来高は4月5日の64.49億株に続く史上第2位の大商いとなった。●こうなると、内需系を中心に組み立ててきた当欄は様子見、思考の再整理が必要となってきた?本当か、いや、そうではない。チェックして練り直せばよい。あす22日にはプリマハム(2281)の会社説明会がある。あらたな、導線を見つけることができる?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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