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2016/01/19

◆前日の雪がまだ残る景色を横目に妻とゆきつけの病院に久しぶりに出かけてきた。問診と検査で変わったことなしといわれ、帰り道はやや元気ついた格好となった。前日は家の前の通りも雪掻きの人達と立ち話したが、雪の重みで雨どいが落ちたお宅もあったという・・。

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◆日経平均株価は前日比92円80銭(0.55%)高の1万7048円37銭と4日ぶりに反発した。前日の米国市場は祝日で休場、欧州株式市場はドイツDAX指数が4日続落するなどそろって続落したことから売りが先行、その後、円安展開を受け上げに転じた後は、外為市場の動きを横目に、1万7000円央〜1万6800円台前半でのもみ合う動きのなか引けにかけ買いが勝る格好となった。直近で大きく下げていたことに加え、前日は終値で3000ポイント台を維持できなかった中国・上海総合指数が続伸し3000円台を超えたことも後押しした格好に。

 ただ、この日の東証1部売買代金は前日比498億円減の2兆1932億円、出来高は21億7318万株と前日比5682万株とともに3日連続の減少となり、年初の低水準に落ちてきた。軟調展開が続く世界のマーケットのなか、日経平均株価は踏みとどまった。しかし、出来高をともなった相場上昇には、新鮮な明るい材料が不可欠なのだが!

◆東証1部33業種で値上がりは20業種、値下り13業種と4日ぶりに値上がりが勝った。その他製品2.81%高や鉄鋼2.59%、海運2.26%、電機1.57%、非鉄金属1.35%高が値上がりトップ5入り、6位には株価反発を受けた証券・商品先物が1.28%高で続いた。。

 一方、値下がり率上位には、1位食料品1.76%安、2位の銀行1.23%を挟み、3位電気・ガス1.03%、4位建設0.71%、5位水産・農林0.59%安・・と内需関連が続いた。値上がり銘柄数は861にたいし値下り数は948。25日平均騰落レシオは前日比2.73ポイン高の61.64と4日ぶりに上昇に転じた。

◆トヨタ(7203)は62円高の6804円と4日ぶりに反発。売り先行から6700円割れを見た後、上げに転じ、今年2度目の上昇(下落は9度)となった。しかし、まだ、6800円を回復したにとどまる。現在の日本を代表する同社株が1ヵ月前の水準から1000円以上、13.4%安の水準であり、昨年3月最高値8350円から後退して、月足ベースの長期線24ヵ月移動平均線(7383.9円)を割り込んでの推移となっている苦戦・・。トヨタが東京市場を象徴している!?ここで、トヨタが踏みとどまることができるかどうか?が分かれ目となりそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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