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2015/03/31

◆まだ、自宅発の当欄は試行錯誤中もあり、時間に追われる気分で文章も誤字、誤解続出でお見苦しい限り・・。ただ、若干の猶予をお願いしたいものです。 さて、日経平均株価は2004年4月以来ほぼ11年ぶり高値圏とあって強弱感が分かれるところ。そして、3月期決算企業の前期業績状況は、会社側からの修正予想発表、アナリストや報道からの企業業績予想などをうかがう格好となる。 3月期末のこの日、日経平均株価は反落、204円99銭安の1万9206円99銭と安値引けとなった。前日のNYダウは続伸し欧州株も続伸。円は3日続落展開も早々に3日ぶりに1万9600円台回復場面があったものの、その後は1日の日銀短観発表控えもあり利益確定売りに次第安の展開となった。

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◆筆者長年の注目株プリマハム(2281)は3月16日に15年3月期連結純利益が前期比46%増の61億円になる見通しだと発表していた。が、営業利益は22%減の69億円と減額。これは、コンビニ向け総菜子会社が建設した2新工場での人件費等コスト増が背景。またまた、増額期待を裏切ったわけだが、同社がこれまでよくやってきた、次期に向けての施策の一環と考えれば、今期売上高予想は従来予想を170億円上方修正し11%増の3370億円としていることから、「押し目は買える」ともいえる。それでも96年12月以来の高値圏にある。本体のハム・ソーセージ事業好調を背景になお中勢強気。ただ、今しばらくは様子見としたい。■昨年3月株式分割落ち後安値1251円から1年で8560円(権利落ち修正後では最高値)と大幅高となったニトリHD(9843)が昨年来高値に迫った後は利益確定売りに続急落。前日発表の15年2月期連結決算で営業利益は前期比5%増となり従来予想650億円を上回った。今期は7%増の710億円見通し。ただ、「日本の問屋は永遠なり」の著者有賀泰夫アナリストは前日発表前のメルマガで詳細は同社決算説明会後とし、「前期は増額修正でしょうが、第4四半期はかなり厳しい数字でしょう。今上期の対象となる昨年が良すぎますので厳しい数字。ただし、この辺りはアナリストは充分認識しているのですが、問題は通期予想をどんな数字で出してくるかです」と記した。■上昇ピッチを速めた星野R(3287)が一時149.5万円と上げ幅を伸ばし連日で最高値更新した。●中・長期銘柄としているサイバダイン(7779)<東M>は2月以降200日移動平均線などに下支えされ3000円台前半でジリジリ下値を切り上げつつある。現水準からの「打診買い」、「追撃買い」良しとみるが、さてどうか?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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