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2012/03/16

◆いつものデンタルオフィスで、朝10時過ぎに始まった歯の治療(先生はオペという)が終って時計をみると12時50分近くだった。が、1時間くらいで終った感じだ。麻酔注射をうって悪化した下の歯の根っ子部分を削ったもの。麻酔が効いていたので時間経過が早送りされた?それとも、麻酔をしても痛いのは痛いが、加齢で痛みに鈍感になったのか?耐えられない痛さに発展せず、ある意味、痛み楽しむ感じで時間が過ぎていったので、時間が過ぎるのが早いと感じた?まだ、治療器具が改善する以前の中学時代、歯科医院で飛び上がらんばかりの痛みを覚えたが、技術・器具の進歩は有難い・・。

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◆「まず、これから10年くらいの間は、日本の情況は・・ますます今の状態が厳しくなっていきます。経済状態も厳しくなる。じりじり追い詰められて、決していいことは起こらない。その追い詰められていくことに対して、どう耐えるか。10年のうちの半分近くはどんな人も・・小さな動揺を免れないでしょう。全ての人が内面では動揺しながら、徐々にきつくなっていく。そうした情況に対応を迫れられることは誰もが免れられない。政府は政府なりに・・そういう体験をしていくだろうと思います。それ以上のことは、今見当をつけることができません。日本国なら日本国全体が、そういう時代に同対応するのか。そこに一番関心を持っています。今はっきり言えるのは、それぐらいのことです。」■これは、今朝87歳で亡くなった、詩人で思想家の吉本隆明氏が昨年12月の「週刊読書人」でインタビューされた時の記事から、当欄12月16日付け記事に無断転載したもの。今朝亡くなったことは、大学時代の知友がメールをよこしたことで初めて知った。「知の巨人」ではなく、ただ大衆の一人としてのみ行動してきた詩人であり、思想家。判り易く、読みやすい吉本氏に関するものといえば、糸井重里氏との共著が良い。共著と言うよりも、糸井氏が吉本氏の頭脳から様々な知恵を引っ張り出しコピーして本としたものだ。CD付きの本もあり、独特の吉本節を聞くこともできる・・。大学時代の吉本派?の友人はどんな言葉を書いて寄こす?

◆さて、株式相場だが・・。やはり、金融・需給相場というのが正解であろう。そして、吉本氏の今後10年の日本状況観もそうだが、10年でかつての高成長時代の再現はないとの見方にたって、「長期買い」の総論は無いというべきであり、短期もしくは3年程度の中期相場にむけての行動をとるべきであろう。もちろん、個別企業の売買では長期投資もありの姿勢も良しだ。さて、15日の米景気指標は引き続き良好。FRBはなお、金融緩和をストップするほど景気が好調というほどではないとの認識。15日のNYダウは利益確定売りをこなし7連騰。S&P500種指数は2008年6月以来の1400ポイント台を回復!した。

◆大塚HD(4578)はここからならば、2200円台前半までの軟調局面を待ってから参戦すべきだ。上場来の上値ネックラインが、今度は、下値サポートラインとなったとみて強気で臨みたい。●東急(9005)は小幅な値動きで終始していることが気に食わない。4月26日開業の「渋谷ヒカリエ」とにらめっこしつつ400円台割れを待って拾い始めよう。3月に400円とび台の上値ネックラインを突破済み。418円まで上げて09年10月以来の高値を付けたことはもっと評価してよい。●当欄注目株のコスモス薬品(3349)、昨年8月から4000円とび台が上値関門となってきた。これをクリアできるか引き続きウォッチングしよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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