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2006/01/25

◆塀のなかに落ちた堀江貴文ライブドア(4753・マザ・監理ポスト)元社長はこうなった以上、自社株は番外地(監理ポスト)に飛ばされ、きついお仕置きをされると覚悟していた?きょうは番外地では、午後1時30分から大引け3時まで1時間半の取引時間に縮小された。が、その間に出来高が4億2100万株強と膨らみマザーズ市場全体出来高の97%を占めた(1時53分に21円安の155円で寄り付き、高値164円を付けた後、128円まで下落。終値137円)ため、東証はあす以降、取引時間を午後2時から大引けまで1時間とさらに短縮したうえ信用取引の新規売買や証券会社の自己売買部門の売買を禁止。買い付け顧客からは代金を即日徴収と・・3規制措置を導入した。ライブドアは新人事を発表したが、存在し続けることができるかは疑問。かつてのリクルートとは違う。

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◆市場体温計のひとつみずほFG(8411)は75日移動平均線を下値サポートラインとした調整が続いている。トヨタ(7203)は75日線が下値を守る一方、25日線を上抜けずにいる。新日鉄(5401)は424円まで切り返してきたが、あすには25日線が75日線を下回る短期線のデッドクロスを示現(昨年7月14日以来半年ぶり)上値の重さを実感させられる日々がさらに続く?上記3銘柄よりも期待してもよい体温計銘柄はソニー(6758)だ。足元5000円を挟み小幅往来を続けているが、昨年10月下旬の直近安値3710円を基点に25日線を下支えとする上昇基調を描いている。12月14日には75日線が200日線を上抜くゴールデンクロスを示現し相場の先高を示唆している。松下(6752)はソニーよりも上昇ピッチが鈍いものの、05年2月以来、13週線に沿った上昇基調を持続している。<平均株価を初めとした各指数が、先週走ったチャートの亀裂を修復し短期間のうちに上値を突破するとは考えにくい>が、そろそろ、銘柄ごとに違った対応をとる必要がありそうだ。

◆うれしいのは2年半に及ぶウォッチング銘柄でタンクなどのメンテナンスの受注が好調な新興プラン(6379・2部)が、792円まで買い進まれ92年2月以来の800円台回復が迫ってきたこと。多くの失敗談を重ねるなかで継続推奨し株価6倍化が目前となっている!◎日阪製(6247)もきょう2380円と急伸し昨年来高値を更新、◎岡谷鋼機(7485・名)は先の第3四半期の業績好調で注目度が高まってきた、上昇基調に付きたい。◎一方、01年秋の上場直後から推奨してきたJストリーム(4308・マザ)は直近上値が重い展開が続く。きょうは先に買い推奨し始めたCCI(4788・マザ)との業務提携を発表した。ともに本欄買い推奨銘柄だが、Jストリームは最後の砦52週線を割り込んでいるここは中期買いチャンスと見る。また、◎イノテック(9880・ジャス)はきょう上回った25日線を割り込まずに上値を睨んだ展開が続けばGOサインだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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