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2008/08/13

◆13日、北京五輪の陰になってしまった夏の高校野球は、ベスト8の半分4チームが決定した。郷土の済美と智弁和歌山は初戦で当り、当欄では、「勝った方がベスト8に残る」と指摘したが、済美が負けてしまったものの予想通りとなった。それにしても四国4校の成績が1勝4敗となり2回戦ですべて姿を消したのは情けなくくやしいものがある!

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◆13日もアジア・太平洋15市場星取表は2勝13敗と冴えないまま。前場寄り付き前に発表された4〜6月期国内総生産(GDP)はマイナスだったが、ほぼ市場の予想の線だった。日経平均は終値では1万3000円をキープしたが、TOPIX33業種中で上げたのは水産・農林、陸運、空運の3業種のみ。12日も米国株は金融不安を引きずった格好となっており、景況感は悪化している。米SECによる空売り規制が12日に期限切れとなったことを受け、ドル安円高に反転する格好となったことから、東京市場では輸出株などの下げを後押ししている。

◆三菱UFJFG(8306)など銀行株の多くが、急反落した。金融株全般に売りが広がっているのだ。12日の米国株式市場では、米銀大手JPモルガン・チェースが評価損の計上が嫌気され急落した。また、アナリストによる「米証券大手ゴールドマン・サックス、及び、モルガン・スタンレーの利益下振れリスク」発表が嫌気され金融株が大幅安するなどアナリスト間の相手方評判落としレポート合戦が続いている。いやなことだ。また、ここへきて、東京市場でも大手銀、地銀の急落シーンと同時に不動産セクター売りがWって続いている。銀行の不動産事業への融資の絞込みが広がっているからだ。

◆CCC(4756)が大幅高し年初来高値を一気に更新した。12日に発表した4〜6月期連結営業利益が前年同期比36%増の33億円と大幅伸長したことがきっかけ。特に6月末時点の会員数は前年同月比41%増の2925万人と大幅に増加したことが注目された。大型店戦略が奏功し店舗末端売り上げが6%伸びた。気がつけば、<3月上場来安値333円から「下値切り上げパターン」で、あす14日には「75日移動平均線が200日線を上抜くゴールデン・クロスが示現。上昇基調入りが鮮明化する>、目下、当欄買い推奨パターンとなっていたのだ!CCCは04年正月の当欄推奨銘柄であり、その暮れには5120円の上場来高値まで相場があった銘柄。■このパターンの銘柄は、これまで紹介してきたように、いったん調整に入り例え忘れられたとしても、再び、切り返す強さを持っている。引き続き、ユニチャペト(2059)、エプソン(6724)、東武ストア(8274)、週足がGC接近中の持ち帰り弁当の「ホットモット」のプレナス(9945)、昭和シェル(5002)・・など多種多彩な銘柄に注目!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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