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2010/12/28

◆2010年もあと3日を残すのみ。昨年秋は 20年以上使っていた愛用のマウンテンバイクでの日曜日毎の15キロ?超先の教会行きを、体力の低下!で止め電車利用に切り替えたところが、今春、マウンテンバイクは寿命を終えた。そして、秋以降は、記憶力などの衰え・・などなど、次第に赤瀬川源平画伯のいうところの「老人力」がつき、この先どこまで現在の仕事を続けることができるか、自信が衰えつつあります。それでも、エイヤ!といいつつ、行けるところまで行くしかないと、割り切ってやっていきます。

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◆筆者が70年代前半から大好きな二人、写真家荒木経惟氏、唄人吉田拓郎氏はガンと戦う1年となったが、今夏取材のテレビ番組に登場した荒木さんは「末期ガンを宣告された」といいつつも、いざ、写真撮影となれば、エイヤとばかりに被写体に迫る姿はいつも通り精力的だった。特集本が増え、写真集などはペースが落ちたとはいえ、今年も露出度は高かった。一方、タクローさんは露出度が乏しく、ネットではともかく、少なかった再放送番組で見るにとどまった・・。そういえば、「夜が明けたら」の淺川マキさんをおくったのは今年初めだった・・。

◆さて、10年の日経平均株価は前半2月から4月にかけての2カ月間と後半4カ月間(TOPIXは前半2月から4月にかけての2カ月間と、11月からの後半2カ月間)が「回復の時」となった。が、年間足は陽線にはあと310円強足りない。しかし、先行き相場を楽観的に捉える「安値圏で十字足」に近い格好にはなる。米NYダウは08年8月のリーマン・ショック後、09年から連続年足陽線で07年の過去最高値1万4164ドルを目指す格好となっているのと比較すれば、日経平均はおいていかれた格好だ。ユーロの財政危機が言われるなかもドイツや、(日本市場と先行した中国市場を除く)インドなどアジア新興国市場が2年連続陽線で高値圏でのラストランとなったのとは大違い。今年4月にギリシャから始まった「ユーロ財政危機」後に各国の明暗が分かれている。民主党の政策無策を筆頭に「ダメな日本」を言い立てることは簡単だが・・、民主党を選択したのはほかならぬ国民だ。

◆相場全体を眺めるための総論は必要だが、全般豪雨でも、晴れ間の見える場所があるように、個別に戦う場所、銘柄はいつだってそれなりにある。用意されている。悪材料を株価に織り込んでしまった銘柄は強い。長期低迷時に蓄えた上昇エネルギーは、崩れたようで、痛い失速さえなければ、上昇基調に復帰する。11年相場でも「買い」の投資対象は、中長期移動平均線が下支えした(あるいは、長期低迷後に中期線が長期線を上回った後の)銘柄としたい。これは、いつも、変わらない基本的な投資手法。経営改革が進み再成長期入りの日マクドナルド(2702)、航空機向け金属チタンで業容回復期待の大阪チタ(5726)、押し目拾いたい光電子倍増管のホトニクス(6965)、リチウムイオン電池正極材の戸田工(4100)、後続薬バイオ関連で09年夏来の上値ボックス上抜け後の日化薬(4272)、ネット関連では「アメブロ」を運営するサイバーA(4751)の20万円台乗せ後・・などを注目。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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