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2004/12/22

◆NYダウが年初来高値を更新し01年6月以来3年半ぶり高値水準となったことを受け、東京市場も10月第2週以来2カ月ぶり26週移動平均線と52週線を同時に上回ってきた。10月時は1週間きりで再び26週線を割り込だが、現在の市場体温計である主力銀行株が26週線を上回り活況裏に上値を探る動きが続いていることから、平均株価も大納会にかけて堅調展開が予想される。12月足は連続陽線となり年明け以降に期待をつなぐことが出来そうだ。■主力3行中みずほFG(8411)が7月中旬以来の戻り高値を付け右肩上がり復帰の好チャートとなり、残り2行もじり高基調が続く。その他でもりそなHD(8308)が1.76億株の大商いのうちに11月16日の直近戻り高値190円を上抜き、200円相場入りは目前だ。

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◆さて、きのう銀行株以外に参考銘柄が出せなかったが、「敵対的M&A(企業の合併・買収)時代」入り前夜のここから注目される、「M&Aレシオ」(時価総額2000億円以下の部)低位ランキング上位銘柄のなかでも本欄注目の中期銘柄を紹介したい。◎奥村組(1833)は2位で財務体質の良さは以前から定評があるが、マイナス修正M&Aレシオ153.1%。年初来高値に急接近中。◎3位は天馬(7958)146.8%、上昇基調に転換中。◎6位はUMCジャパン(6939・ジャス)134.7%、本日ストップ高。◎7位は三益半導体(8155)132.9%、戻り高値更新中。◎9位は住友倉(9303)126.7%、3月の年初来高値更新目前。◎10位は綾瀬はるかちゃん所属のホリプロ(9667)113.8%、10月の戻り高値に接近。◎13位は日清紡(3105)108.7%、調整完了から上昇基調に転換中と好チャートである。(注)修正M&Aレシオ=(―実質買収価値総額+キャッシュフロー)÷(企業買収総額×50%)

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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