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2014/03/31

◆週明けの日経平均は4日続伸。終値は前週末比131円高の1万4827円と3月12日以来の水準に回復。本年度最終売買日とあってドレシング買いなども入り、終日堅調な相場展開となった。円安や米株高なども後押しし、東証1部の売買代金は8日連続で2兆円を超えた。■前週末の米国市場では、2月個人消費支出が堅調だったことからダウ平均が3日ぶりに反発。上げ幅は一時150ドルに達する場面もあったが、午後には週末ということもあって伸び悩んだ。一方、連騰中の東京市場は雰囲気がやや改善されているうえ、円安、米株高を好感して高く始まった後、いったん上げ幅を急縮小する場面があった(海外投資ファンドの裁定売り?)もののすぐに切り返しに転じ、概ね堅調に推移し、引け前に上げ幅を拡大していった。海外ヘッジファンドの駆け引きがあったか?懸念されるのは、今年新年相場で期待は大外れ。3月は東日本大震災の11年以来3年ぶりに前月比マイナスで終了したこと・・。今週は明日の日銀短観、週末の米雇用統計など注目材料の発表がある。材料に一喜一憂して株価に踊らされる場面が出て来る?足元、売り買いに慎重を期したい。

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◆今月5日、6日付けで記した日本空港ビル(9706)が10日の07年10月以来の高値2697円に迫った後、132円高となり6日続伸引け。羽田空港の海外発着枠拡大の恩恵を手掛かり材料視したのは当欄も同じ。07年秋の高値2840円クリアを期待するものの期待が先行、高値追いはせず、出来高と値動きに留意したい。●ヒューリック(3003)が3日続伸し昨年11月13日以来の75日移動平均線を回複。週足ベースでは52週線沿いの上昇基調入りが、見え始めた。昨年11月に1808円の07年11月以来6年ぶり高値を付けた後、調整色が強まったが「GOサイン」が点灯!14年12月期連結業績について、17日にQUICKコンセンサス予想(7証券会社)を修正、連結経常利益を前期比23.6%増の321億円と同社予想である300億円を上回り、3期連続の大幅増益かつ過去最高更新予想としたことが背景?期待できそうだ・・。●プリマハム(2281)は215円高値引け、もう、とまらない!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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