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2010/09/09

◆8日の雨が久々に猛暑を忘れさせてくれた。深夜の原稿集中日となる第1水曜日の夜は短い睡眠時間だったが、エアコンなしでもぐっすりと眠ることが出来た。ただ、8日分の本稿は書き上げたところで、発信をしないまま、他の原稿に取り掛かり、帰宅。結局、今朝、会社に来ての発信となってしまった。陳謝!筆者の母は85歳で健在だが、つい2〜3分前に言ったことやしたことを覚えていない。実家に戻る度に、同じ事を繰り返し何度も聞かれうんざりはするが、そのたびに、きちんと返事し説明を繰り返す。敬愛する赤瀬川源平画伯!?は、物忘れが激しくなることを「老人力」として積極的な評価を与えた。いわく、老人力がついた、と。しかし、老人力はうれしいが、筆者は忘れてはいけないことは忘れ、余計なことはよく覚えている。ポッと瞬間浮かんだ言葉や名前がなかなか戻ってこない。メガネはどこだ、近視用は見つかったが、外出時などかけるメガネは何処だ・・とあちらこちら探し、出かける時間がどんどん遅れる。そんな日が週に1〜2回はある。妻に内緒で探しているのだが、すぐに、目がねを探していると合点して、口撃してくる。妻が週後半の新宿泊まりの時は羽をのばし、あちらこちらと同じところ何度もひっくり返したりすることができるのだが・・。その分、出かける時間は遅くなっていく。

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◆9日の東京株式市場で、日経平均は前日比73円高の9098円と3日ぶりに反発した。前日にかけ続落したうえ、欧州金融機関への懸念が縮小したとし海外市場で、欧米株が反発し円高が一服。原油価格は上昇した。この流れを受け東京では、取引時間中は円が対ドル、ユーロで3日ぶりに反落したこともあり、輸出関連、資源関連株を中心に反発した。ただ、円高への警戒心は強く、売買代金は8月23日以来13日ぶりに1兆円を割り込む薄商い。上値は重かった。そして、17時時点では円は対ドル、ユーロで小幅続伸に転じた・・。当欄では、今秋の欧州経済、米国景気、日本経済はなまやさしくはなく、株価は、厳しい状況を織り込み動きが続くと捉えているが・・。

◆そんななか、昨秋来13週移動平均線に下支えされ上昇が続くオリエンタルランド(OLC)(4661)が8月の年初来高値を10円だが更新した。04年から続いてきた7000円後半の上値関門を突破したことで、需給は一変しそうだ。きょうは猛暑の8月も入場者数好調だったと伝わったこと材料視された。帝国データバンクの資料によれば同社は、2009年の日本の遊園地・テーマパーク経営134社の合計収入額の42.2%、3184億円を占めるガリバーだ。しかも、同社だけはなお2ケタ伸張だ。リピーターを満足させるアトラクションなどへの投資も積極的で他と差をつける。中国の海外渡航者の条件緩和が追い風とも考えられる。内需関連株の牽引役として見直し余地大とみる。●また、マクドナルド(2702)も直近、当欄への出番が多くなっている。多くはこれまで紹介してきたが、直営店をFC(フランチャイズ)化することで前期に続き、今10年12月期も2ケタ減収予想だが、採算は向上し、収益力が上昇していることは魅力的。筆者は、26週線、52週線に下支えされた、上場来初めての長期上昇相場を夢見はじめた。もっとも、焦る必要はなく山、谷をみつつ付き合っていきたいと思う。●あと、業績が好転予想となっており、三角保ち合いが続く戸田工(4100)もウォッチングを継続しよう。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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