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2010/09/16

◆日本テレビ系で放映していた綾瀬はるか主演のドラマ「ホタルノヒカリ2」は15日が最終回だった。帰りが遅くなりまだ録画を見ていない。が、最終回視聴率は17.0%となり、11回の平均視聴率は15.4%に。実質的な連ドラ主演デビューといえる04年7月〜9月TBS「世界の中心で、愛をさけぶ」の平均16.0%には届かなかった。が、07年7月期放映の前作「ホタルノヒカリ」平均13.6%は超えた。そして、10年7月期の連続ドラマが各局低視聴率にあえいだなかで、唯一15%台突破は立派といえる。「セカチュー」で可愛いくてしかたがなく、すっかりはまってしまった女子高校生が、仕事は一流だが、恋愛はにがて、家でごろごろするのが好きな干物女ぶりで視聴率を稼げるスターになってきた。スターへの階段をゆっくりではあるが一段、二段と上がってきたはるかチャン。次は、どんなヒロインを演じてくれる?お楽しみはこれからだ。そういえば、彼女が助演した昨年10月期のTESドラマ「JIN−仁」は大事にしすぎて、まだ見ていなかった。土曜日に一気に見なくては・・。

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◆さて、日経平均は前日比7円安の9509円と小反落した。15日のNY為替は円売り介入が継続され1ドル=85円70〜80銭となった。東京市場では円は反発したが円売り介入警戒から小幅にとどまった。そして、主力輸出関連セクターは続伸し値上がり業種の大半を占めた。ただ、直近の急反騰を受け、利益確定売りも出やすくなっており上げ幅は縮小した。NY原油先物の続落などから素材・資源関連が下げ、金融セクターも軟調展開となった。市場筋推計の「外資系証券の朝寄り付き前成行き注文状況」によれば、売り注文株数は前日比440万株減の1540万株と4日ぶりに減少した。一方、買い注文株数は420万株増えて2960万株と3日連続で増加し、差し引き1420万株の5日連続買い越しとなったが、1000万株を超えた買い越し幅は8月6日以来29日ぶりのことだ。売り方の買い戻しが先行した?いずれにしても、アジア株は上海総合指数が1.9%の下げとなるなどそろって下げた。為替相場に関心が行き過ぎた感もある。すでに、繰り返して記してきたように、米国株価は過剰流動性が元気のもとであり、年末にかけ欧米からどれだけ景気のいい話が舞い込んでくるのかはっきりしない。買い待ち疲れはあろうが、買いは、トレンドを確認した後でよい。

◆前号で、「思惑株のセゾン情報(9640)は急反落した。8月16日安値からの連日高とあって、輸出関連株への乗り換えのために目先資金が利益確定売りを出したか?一転、下げとなると急?生半可な買いは止め、ウォッチングを継続したい」と記したが、今日も続落。13日ときのうの年初来高値から64円、7.4%の急落。思惑株はへたなナンピン買いは御法度。動きがすっかり鈍くなるまで様子見とする。●ケンタッキー(9873)も配当狙いの買いで超薄商いで手が出にくいなか2000円が目前となってきた。買いは来春までお休みか。●シスメックス(6869)は4月高値に30円と迫ったところで反落してきた。が、中国や新興国の医療環境整備を背景に海外比率が高くなっているが、52週線沿いの上昇基調が続く間はホトニクス(6965)とともに買いタイミングをとるためウォッチングを継続したいものだ。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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