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2004/05/26

◆月曜日の銀行決算発表を受けたきのう現在の日経225種の今期予想PERはその前日の21倍弱から17倍台に急降下。上場企業の今期連結経常利益は2期連続2ケタ増で最高益更新見通しにある。国内機関投資家の生保運用担当者は「企業の業績回復が確認されたから昨年以上に買い越す予定。ここからの押し目は歓迎」と語る。もっとも昨年度14兆円買い越した海外投資家は5月、昨年3月以来の売り越しに転じた模様。本国株式市場で軟調展開が続いていることもあり、予想通り企業業績が回復した日本株に利益確定売りを先行させたようだ。■きょうは「原油高が一服し、米国株が急騰したことから買いが先行した」が、主力銀行株は朝高も引けにかけ続落に転じ、TOPIXの上げ幅は限定的。東証1部出来高は2日連続10〜11億株台に縮小。マザーズ市場の売買代金は2カ月ぶり低水準。ジャスダック市場出来高は3000万株割れとエネルギーは縮小気味・・・。

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◆東海理化(6995)が6日連続年初来高値更新で90年8月以来の高値水準となった。それでもPER13倍台である。いかにトヨタを筆頭に自動車関連株に対する市場評価が低いかがよくわかる。これを国内機関投資家が買う理由とできるなら誉められる存在となるのだが。◎1300円台割れをみた東海ゴム(5191)は割安修正狙いで強気の買い。◎燃料電池関連でもある洋ラジ(7236)は大幅増益、実質PER20倍だが年初来高値更新を期待。◎液晶設備投資拡大で業績増額修正期待の岡本工作(6125・A)は調整完了。400円台の壁突破を期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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