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2015/05/18

◆日経平均株価は前週末比157円35銭(0.80%)高の1万9890円27銭と続伸。連日で2万円終値となった4月28日以来の高水準となり、3日ぶりに目先相場を示唆する25日移動平均線を回復した。米5月消費者マインド指数が予想外に約2年ぶり大幅マイナス、FRB4月製造業生産指数はほぼ横ばいも米景気刺激策継続期待から前週末の米SP500種指数が4月28日の最高値を更新。国内企業の15年3月期決算発表は好業績を確認しつつ峠を越えつつあり、朝方から買いが先行。後場も上げ幅を拡大し1万9900円台目前に迫っての推移となり、全33業種中32業種が上昇、唯一、前週末急反発したサービスが0.21%安と小反落したのみ。そして、2日連続で1200超の銘柄が値上がりした。この日設定された大型投信の資金流入期待や円が小反発始動もその後続落推移となったことも買いを誘ったようだ。全33業種中、唯一、前週末に大幅反発したサービスが小反落のみで32業種が上昇した。決算発表と同時に同様に今3月期最終連続最高更新予想発表の第一生命(8750)も大幅に反発し5日ぶりに08年10月以来の高値となり、業種別株価指数で1位5.50%高となった保険を牽引、2位には、自社株買いを発表した三菱UFJ(8306)が5日ぶりに08年10月以来の高値を更新し、銀行は3.46%高で2位。その他金融は1.32%高でトップ10入り・・した。

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◆前号でコード番号を誤り記してしまった当欄注目銘柄の日本製紙(3863)だが、6日ぶりに反発。一時2000円台回復場面もあり、引き続き、2100円台の頑強な上値岩盤突破に向けてジリじりと下値を切り上げる相場に期待!●また、同じく当欄期待銘柄の島津(701)は続伸し、バブル相場熱狂下1989年6月に付けた最高値1640円を20円だが更新した!2月26日にはテレビ東京「カンブリア宮殿」で同社を紹介。中本晃社長が登場し、見直し人気が徐々に拡大。07年8月のリーマンショック直前の高値迫った後、もみ合うも上値を追う格好は変わらず、決算発表翌日の今月13日に当欄でこの番組放送について記したが、決算発表とともに一気に騰勢を強めてきたもの・・。後は、需給相場に発展していくことになりそうだ。期待は大!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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