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2009/07/21

◆21日、四国・中国地方の夏の高校野球は雨天のため順延に。20日に試合をしたチームもわずかだった。が、なかで21日にわが母校は愛媛県大会2回戦を突破した。創立100周年にあたる2000年に甲子園出場を果たした後、03年までベスト8にあった母校だが、05年に監督が交代した後、1〜2回戦負けが続いてきた。今年は好投手を得て少しは違っているようだが、3回戦からは甲子園出場常連校とぶつかっては・・とつい弱気になってしまう。03年までは7年連続でベスト8以上の好成績を残したのだが。■21日、3連休明けの週初め、東京市場で、日経平均は256円(2.73%)高の9652円と高値引けで5日続伸。米国では6月景気先行指数が予想を上回り、ゴールドマン・サックスがS&P500種指数の年末目標を940ポイントから1060に引き上げたこと、また、NY原油先物、金先物など商品市況が上昇した・・ことから、NYダウは前週5日間で7.7%、597ドル高していたうえに、20日も104ドル高して昨年4月以来の6日連騰したことが、東京市場の出遅れ感による買いを誘った

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◆この日の午後、衆議院は解散した。麻生太郎首相は臨時閣議で総選挙は8月18日公示、30日投開票とする日程を決定。民主党有利の声がさらに強まるなか、選挙後の政権運営不透明感から、投資家の多くは様子見気分が強い。この見送り気分を下から突き上げるのが米株高。NYダウは東京よりも早く20日に、6月12日に付けた戻り高値8799ドルをクリアした。いささか期待先行と思われるが、商品市場では世界のホットマネーの再流入が続いていると言われる。

◆高速鉄道インフラ整備関連株では、東洋電(6505)が95円高の749円まで買われ、6日の年初来高値726円を一気に更新した。米国、インド、中国などの低炭素化社会形成への動きが引き続き後押しする。

◆農業関連株では、農薬の日産化(4021)が58円高の1136円まで買われ、年初来高値を更新し、農機の井関(6310)は活況裏に6日の年初来高値435円にあと6円と迫る429円まであった。もちろん、クボタ(6326)や日農薬(4997)などもそろって好伸。18日付けの日本経済新聞朝刊が、「企業の農業参入が加速してきた」と小売や商品関連大手が全国展開していることを報じたことが手掛かり材料視された。■食料自給率の低下が問われるなか、地方で田畑の荒地化が加速している。コメの減反緩和問題などもいわれて久しいが、未だ、実行にはいたっていない。そんななか、小売や食品関連大手は食の安全意識の高まり、参入への規制緩和もあって、農業への参入が急となっているという。

◆介護関連株星取表は7勝1敗。1敗はベネッセ(9783)の10円安によるもの。ニチイ学館(9792)は13日の株式分割落ち後高値1060円を更新し、セントケア(2374)は4万3600円まで付け6月の年初来高値4万1400円を更新、もみ合い上放れの格好となってきた。注目のメッセージ(2400)は少々高値波乱。一時17万8700円まで付け連日で年初来高値を更新したが、終値は2000円高の16万8000円。もっとも、中長期の視点からは上昇基調は不変。突っ込みは拾いたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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