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2014/07/28

◆カジノ関連株が好人気となった。ついに一面トップで取り上げました26日付け日経新聞朝刊、「東京五輪を開催する2020年までに全国3ヵ所前後でカジノ開設を認める検討に入った」と。本日付けではなく、2日間投資家に考える余地を与えての報道だ。■筆者は「賭け事」にはまるで弱い。カジノはオーストラリアにあるが、義兄が賭博大嫌いのウルトラ真面目エンジニアとあって行くことはなく、テニアンやソウル、済州島などのカジノもちょっぴり覗いた程度。「賭け事」で唯一好きだったのは、1960年代後半の学生時代から証券会社時代前半の80年代頃までよく出かけた競馬ぐらい。もっとも、馬券は贔屓の馬を少し買う程度。もっぱら、競馬レースをテレビで見て次回のレースの参考にしたり、「週刊勝馬」などで推理を楽しむ。競馬場に出かけては、陽の光のなかに映える毛並みやレース前の軽い走りを見て、もっぱらいけると思った馬を買うことが多かった。好きだったのは追い込み馬を追う吉永正人騎手の姿。「逃げ馬」が大好きだった寺山修司に対し、後方から一気に追い込みをはかるコウジョウやゼンマツ等々を追う姿がとても絵になっていた。もっとも、馬券は好きな馬を筆頭に、2〜3枚流すことがほとんどで、その相方は前の週から考え続けたあげく、馬場で馬を見た後、直感で買うことが多く、差し引きはマイナスの山。だだ、贔屓の馬の走りが推理通りの結果となった時はそれまでの鬱憤はすべて吹き飛んだが・・。

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◆さて、6月相場ではトヨタ(7203)が「2014年度内に燃料電池車(FCV)の国内販売を開始」すると発表したことから、●岩谷産(8088)を先頭に燃料電池車関連株人気が一気に燃え上がった。しかし、この日は?断トツ人気銘柄はなかった!●パチンコ・マルハン系で商業施設の建築・内装を手掛けるイチケン(1847)は50円高の232円ストップ高引けとなったが、低位材料株として人気化した格好?●当欄で記してきた貨幣処理機大手のグローリー(6457)は3545円の07年11月以来6年8ヵ月ぶり高値を付け、●メダル計測器最大手で両替機やカードシステムも手掛けるオーイズミ(6428)は一時、半年ぶり高値水準が、●貨幣処理、紙幣鑑別機の日金銭(6418)は一時半年ぶり2000円台回復場面があり●大型商業施設向けが主力の内装工事を手掛けるインタライフ(1418)JQは670万株の大商いで昨年12月以来の高値水準を見、●ディスプレー大手の丹青社(9743)は連日で株式分割落ち後高値を更新した。しかし、●コナミ(9766)は58円高の2440円止まり。とはいえ、先行き三角保ち合い上放れが期待される格好となった!同社は1996年からカジノ事業をスタートさせており、14年3月現在では、北米、オーストラリアをはじめ全世界で365のカジノライセンスを取得。カジノ機器及びカジノ・マネジメント・システムの開発・製造販売・サービスを展開、カジノ産業のさらなる発展に寄与することを目的にネバダ大学ラスベガス校と産学連携も行なっており、15年夏にはラスベガスでカジノ事業・第2工場が完成する予定という。ただ、●長崎「ハウステンボス」運営のエイチ・アイ・エス(9603)は小幅続伸にとどまった・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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