2010/04/08
◆朝、目覚まし時計の故障で大幅に寝坊。サクラの季節はいつも、最寄駅まで続くサクラのトンネルの中をきょろきょろしながら急ぎ足で歩くのだが、大幅朝寝坊では、自転車で急ぐしかない。しかし、道の先まで薄ピンクのサクラが並ぶなかでは、ゆっくり春を楽しみつつ自転車を進めるしかまい。サクラの花びらが光に映え風に舞う景色に、「ハラハラと、ハラハラと サクラ散ります ハラハラと・・」と歌った作家・野坂昭如氏を思い出す。かつては、いちも口ずさんでいたのだが・・。野坂氏のHPには「ただいまリハビリ中」とある・・。毎年、1月後半ころから桜の枝先にある冬芽を観察してきた。しかし、1つの冬芽に3〜5コの桜の花が入っており、1本の桜の木が10万以上の花を一斉に咲かす仕組みを持っている、なんて全く知らなかたった。調べようともしてこなかったのは、ただ情緒の世界で遊ぶため?それにしても眠い・・。
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◆さて、日経平均は前日比124円安の1万1168円と反落した。7日の海外市場ではギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が広がり、ユーロが売られた。米国では消費者信用残高の予想外の減少も重なり株式相場が下落、円は対ユーロ、ドルで上昇した。東京外為市場でも1ドル=93円台前半へと円は上昇。朝方発表の2月機械受注統計が2カ月連続で減少したことも相場の足を引っ張った。もともと、調整色を強めつつある相場。機械をはじめ輸出関連株が売られ、全般、利益確定売りに押されていった。円高メリットから石油・石炭や紙・パルプ、空運株などは値上がりしたが、過熱感があった東京市場に短期的な調整場面が訪れた!ギリシャの財政問題は、遠くない将来の日本の問題でもある!?90年代後半には韓国がIMFショックの洗礼を受けた。ギリシャ政府が先に決定した手法は一時的な都合あわせ以上のものではなく、今しばらく、ギリシャは波間を漂流する棒切れのように浮き沈みしつつ漂いそうだ。短期調整局面の終りを探りつつ、春の夢のなかに休むのもまあ、いいか・・。
◆一部市場が、「休むも相場」ならと元気は新興市場。ジャスダック平均、東証マザーズ指数、大証ヘラクレス指数とも上昇した。インターネット関連株やiPad関連株、3D関連株などが気になる。■当欄で注目の後発薬関連株の一角も堅調だ。受託製造のシミック(2309)が急伸。連日高では仕掛けのタイミングがとれないくらいだ。●また、調剤薬局大手で後発薬の製造工場が今秋に本格稼動すると長期成長期待かつ短期上昇狙いの日本調剤(3341)が切り返し年初来高値に肉薄してきた。●受託生産を手がけ、3月に上場したばかりのダイト(4577)の業績も拡大基調にあり人気化するか、注目したい。