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2004/05/27

◆朝寄り付き前の外資系証券の注文状況は、17日の直近安値を経て19日から小幅買い越しに転じていたが、今朝は20日以来の1000万株超の買い越しとなった。国際優良株や時価総額の大きな銘柄が物色され、値上がり銘柄数が連日で1000を超えた。ただ、方向性の乏しい展開に代わりはない。「あすの朝発表予定の鉱工業生産指数を見てみたい。景気回復を確認できる数字がほしい」(中堅証券情報部)との声も聞かれた。企業業績好調。PER17倍台には割安感が強い。値幅調整も完了している(4月26日ざら場高値1万2195円から今月17日のざら場安値1万489円まで14.0%下げたが、これは、昨年10月の高値1万1238円から11月安値9614円までの下げ率14.5%とほぼ同じ)。あとは、日柄調整待ち。チャートを加味した銘柄選択をしよう。

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◆4月の世界自動車生産で、トヨタ(7203)、日産自(7201)、ホンダは4月としては過去最高を更新。◎マツダ(7261)は2カ月連続前年実績を上回った。広島・宇品第2工場の生産を再開したと発表し、活況。4月に12カ月線と24カ月線がゴールデンクロス(GC)したばかり。PER12倍台は安い。エンジン開発力からフォードグループで不可欠の存在になりつつある!■富士通(6702)は2006年度営業利益3000億円とする中期計画説明会の評判がよい。同社株も下値切り上げ型で4月に超長期GCしたばかり。強気!◎ソディック(6143・A)は今期大幅増益予想だが、さらに上乗せ余地ありと見るアナリストが多い。予想PERは12倍台。人気再燃、大相場を期待。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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