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2012/04/03

◆やっと都心でもサクラが開花したところなのに、無粋な台風並みの低気圧により強風雨に折られ、吹き飛んだ小枝や幹が道端に転がっているのでは?さすがに午後10時が迫っているだけに、部屋の外の轟音は低下。普通の強風レベルになりつつあるようだ。妻からは車で迎えに来るとの電話。朝は強風を考えいつもの自転車は止め、久々に最寄駅に送ってもらったのだが。雨さへ止めば強風のなかを、サクラを眺めつつ歩いて家まで帰るのもまた、楽しいくて好きなのだが・・。

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◆さて、日経平均は前日比59円安の1万50円と反落。米国では3月ISM製造業景況感指数が市場予想を上回ったことが好感され、NYダウは4連騰で約4年3カ月ぶり高値を付けた!しかし、海外で円が反発した流れに加え、日銀が朝方に発表した3月の資金供給量が3年7カ月ぶりにマイナスに転じたことから、2月に日銀が予想外に金融緩和策を発表したが、(株価上げるにはずいぶん効果があったものの)不十分だったとみた海外勢を中心とした円買いが東京外為市場に流入。円は一時対ドルで81円台後半と約3週間ぶり高値を付け、対ユーロでも大幅に反発した。海外製造業景況感などが好転したことが海外株式反発を誘ったのだが、日本はさて?ただ、今・来期の企業業績は、今期が東日本大震災とタイ洪水によるサプライチェーン(物流システム)網がズタズタに引き裂かれたことで厳しいものとなるが、来期は、その反動で急回復見通しが予想されている。「政府の政策実行力は最悪状況にあるが、民間は民間として動くしかない」とは不幸な、ばかげた状況に違いないが、それでも、やれることからやるしかない・・。なんたって、そんなお粗末な政府と思わず、選挙で勝つための耳障りの良い言葉に一票を入れてきたのは我々国民だったのだから。

◆マクドナルド(2702)が終値で2200円台を付けた。多分、2005年8月以来のことであろう。恐怖の2100円地帯は突破した。もちろん、全般調整色を強めれば、同社株も調整に入ろう。が、2000円台後半にある52週線や2000円台前半の24カ月線を割り込まなければ、上昇基調に変化なしと捉えることができよう。●4100円台に乗せてきたコスモス薬品(3349)などなお評価中の銘柄も、長期トレンドを崩さない範囲の波乱は歓迎。●高値追いのトリドール(3397)は4ケタ乗せで利益確定売りも良し。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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