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2013/06/10

◆妻の長兄夫妻は9日間の滞在を終え、昨日、ソウルに向かった。その間、老母に会い、パソコンの仕組みや扱い方にまるで弱い私に基本から手ほどきし、また、まるで大工仕事が不得意の私に変わり、我が家の修理をして飛んでいった。姪っ子の結婚式は何時になるか?不明だが、早いうちの3度目のオーストラリア旅行も準備しておくべきか・・と妻と語ったのだがさてどうか・・?先週の旅行では、白馬八方で長兄夫妻が我々より元気だった。リフトを降りた後、もう一段上の高みに向かって歩いていった。帰途、大回り道をして草津温泉に立ち寄った。湯畑のすぐ前に4月に再建さればかりの木造の「御座之湯」が目に鮮やか飛び込んできた。しかし、すぐ脇には無料で楽しめる木造の「白旗の湯」があり、義兄と二人で入った。風呂場には2つの湯船があり、筆者は温度の低い方では湯船のなか入って湯を堪能したが、もうひとつの湯船は手を浸けてほどなく引き上げるほどの熱さ。随分以前だが、別の温泉で45度ほどの湯に浸かったことがある。が、白旗の湯では、高温の湯には入ることが出来ないまま終った。しかし、義兄は身体をしっかり湯船に浸けており、しばらくたって、服を来て待つ筆者のところに、「気分が良かった」と言いつつ戻ってきた・・のにはビックリした!

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◆さて、日経平均株価は前週末比636円高!の1万3514円と4日ぶりに大幅反発。7日発表の米雇用統計を受け欧米株がそろって大幅高し、円は対ドル、ユーロで3日ぶりに急反落。注目の民間雇用者数の増加は市場予想を上回ったものの、米FRBによる債券購入プログラムを早急に縮小するほどではなかったことから、今しばらく金融緩和が続くとの見方が広がった。NYダウが200ドルを越えて大幅続伸。加えて、8日付け日経新聞朝刊が、「安倍首相は企業の投資減税などを実施する方針を表明、成長戦略の追加策を打ち出す考えを明らかにした」と報じたことから、朝方から買いが広がり、日経平均指数採用銘柄の98%、1部上場全銘柄の97%!が上昇し、東日本大震災直後の11年3月以来2年3カ月ぶり大幅上昇となった。前週の世界主要株価指数の週間下落率で、日経平均が断トツ・トップだったことも、リバウンド幅を大きくしたといえよう。安倍首相の「成長戦略」がマーケットを覚醒させ、ここまで戻ってきた。が、もう一段も二段も相場が上に向かうには、成長戦略なるものを検証する必要がありそうだ。

◆東芝プラ(1983)が大幅反発し、日製鋼(5631)は3日ぶりに大幅反発。8日付け日経新聞朝刊が「チェコの原子力発電所建設計画で、東芝(6502)傘下の原子力大手・米ウエスチングハウスが受注する見通しとなった」と報じたことから、東芝直系で発電プラント大手の東芝プラ、原子炉容器で世界大手の日製鋼に買いが向かった。東芝プラは前3月期連結経常利益が前期比8.3%増の165億円と9期連続で最高益を更新。これまでは、次期予想を2ケタ前後の減益と発表してきた投資家泣かせの業績予想だが、今期は300万円だが前期を上回る165億円予想を示したとあって、先行き増額修正期待が強いと見た買いも流入しているようだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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