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2011/08/15

◆夏の甲子園で我が故郷・愛媛代表の今治西は開会式直後の緒戦で敗退した。創立110年目の節目の年。しかし、11回目の出場(うち1回は1918年で、大会は中止)のうち、ベスト4が3回、緒戦負けはゼロだった。しかし、今年初めて緒戦で敗退。県勢は08年から4年連続で3回戦進出がゼロとなった(選抜大会では、04年から9大会連続でゼロ)。現在も愛媛は夏の大会の都道府県別勝率ランキングではトップだが、戦前から1970年代にかけて積み上げた戦跡の結果であり、2000年とび代後半の県勢と四国勢の失速ぶりは目を覆いたくなる・・。それでも、ファンは、母校を応援し、母校が負ければ県勢を、県勢が敗れると四国勢を応援する。春は春、夏は夏、それぞれ見守り続けていることに変わりはない。そして、既に、新チームは、来春の選抜大会出場を目指し、秋の四国大会での決勝進出もしくは3位入りを果たすべく練習をスタートしている。

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◆さて、8月第3週初め、日経平均は前週末比122円高の9086円と3日ぶりに反発した。前週末の欧州株式市場が空売り規制措置を背景に続急伸し、米国市場では7月小売売上高が2カ月連続して改善したことも後押した。MYダウは前週まで3週間連続安と激し状況が続いた。前週は昨年9月以来11カ月ぶり安値に下落。その後、週末の続伸で「安値圏で下ヒゲの長い週足は買い」といわれる週足を引いた。いったん、戻りを試す動きがあっても不思議ではない。ただ、この日が終戦記念日で旧盆だったこともあり、出来高は前週末比5億株減の15億株弱と大幅に4日連続で減少した。

◆この日、年初来高値を更新したなかで、子供写真館大手のスタジオ・アリス(2305)、交流・ゲームサイトのグリー(3632)、ゲームソフト大手カプコン(9697)、「ユニクロ」のFリテイ(9983)、そして、カルビー(2229)、ローソン(2651)、九州中心にドラッグストアチェーン展開のコスモス薬品(3349)、医薬品の価格情報提供のメディカルSN(4350)、ゲーム大手のスクエニHD(9684)・・といずれも内需関連銘柄が高値を更新した。引き続き、内需関連セクターに注目したい。●さっそく、8日の株式分割落ち後高値を更新し、28.95万円を付けたのはメッセージ(2400)。7月後半から28万円台でもみ合ったゾーンは上値目標ではなく、通過ゾーンとなろう。●アフィリエイト広告仲介大手のファンコミ(2461)は9日、11日と急落場面があったが、200日線や52週線を下値サポートラインとしており、底値は頑強で業績も引き続き、上期決算好調裏に着地。足元注目度が低いことも見直し買い余地があるということだ。●また、マクドナルド(2702)も12日安値1993円と2000円割れで反転。26週・52週線を回復してきた。中期当欄注目銘柄としてなお08年12月高値2170円突破から一段高路線をなお継続したい。●開発輸入品が円高を背景にすこぶる業績好調なニトリHD(9843)も前週、7110円まで急落する場面があったが、きょうは8000円と年初来高値更新。10年8月の分割落ち後高値8080円突破から一段上を目指すチャートパターンにあと数歩だ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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