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2012/11/27

◆妻は、今夜は2年ぶりに長兄側の姪に会えることが嬉しくて、何度も電話をかけてきた。シドニーから直通便なら10時間前後で来ることが出来るのだが、マイレージを使い、シンガポール経由での来日とあって、羽田に今夜11時半前後の到着予定という。いつもは、二人で迎えにいくのだが、きょうは妻ひとりで出迎えることに。来週前半には、筆者も休暇を取り、2年ぶりに家族旅行をすることになった。久々の遠出といっても、今回は我が家から週日だと2時間強で到着できる箱根路なのだが。さて・・どうか。ちなみに、運転は妻任せ、こちらは、もっぱらおしゃべり専門だ。姪は小学1年生の時にオーストラリアに移住。もう20年強が過ぎたが、この間に4度くらいしか来日していない。こちらからシドニーには2度しか行ってないので会った時間は・・短すぎると妻は愚痴をこぼした。

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◆さて、日経平均は前日比34円高の9423円と4日続伸。利益確定売りに反落始動も、26日朝に始まったユーロ圏財務相とIMF(国際通貨基金)によるギリシャ支援協議は長時間に及んだものの、なんとか支援条件緩和などで合意した。しかし、東京外為市場では円が続伸スタート。午後に安倍普三自民党総裁が日銀の金融政策について再び発言したと伝わり、円は反落に転じた。しかし、輸出関連セクターには利益確定売りが広がり、内需関連や金融関連などに買いが向かった。例え、選挙の結果、安倍自民党が第1党となり、過半数を制しても、参議院は民主党が第1党のねじれ(もっとも、民主党脱退者数次第で局面は変わるが)。しかし、金融緩和政策で日本経済が好転していくほど甘くは無い。そして、公共事業で景気押し上げといっても、日本経済の屋台骨となってきた製造業景気が上がらないのでは、波及効果はかつてほど大きくはならない。カネバラマキで景気を何とかするとなれば、高成長期時代の何倍かの予算や知恵が必要だ。

◆さて、コスモス薬品(3349)は10月30日に8180円の上場来高値を付けた後、円安を背景に輸出関連株を物色している間に、7290円(11月14日)まで下げた。が、きょうの終値は8110円だ!●そして、当欄が見逃してしまったクスリアオキ(3398)はこの日、170円高の4450円と連日で上場来高値を更新した。イオングループのドラッグストア中堅だが、26日大引け後に発表した11月度(10月21日〜11月20日)既存店売上高は前年同月比17.2%増と4カ月連続で2ケタ増となった。すこぶる好調裏に着地したことが買いを誘っているのはコスモ薬品と同じ。同社既存店売上高は5月に8.3%増と1ケタ台の伸びにとどまった外は2ケタ増とすこぶる好調裏に推移している。昨年3月東日本大震災の当日3月15日につけた799円の直近安値を基点に13週線沿いに上昇基調を描いており、中間調整局面では下値に26週線が待ち構える。ウォッチングを開始。下値調べが待ち遠しい!

◆知友アナリストは、プリマハム(2281)は90年代に長期低迷したが、「この10年の企業体質の変貌を株価はまだ十分に織り込んでいない」という。株価は、4月高値164円から上値が切り下がる一方、5月安値118円を基点に下値が切り上がり、「三角保ち合い」を形成中で、上下どちらかに振れる日はそう遠くない?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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