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2013/06/12

◆「金融相場(+)業績相場のミックス」と友人の株式評論家が5月下旬に書いた株式リポートのタイトルが今では懐かしい!?今や、「本格的な相場のトレンドを把握するには、日経平均のボラポリティー・インデックス(VI)が沈静化、少なくとも30%割れ、できれば20%台前半になるような状況が現れなければならない」との指摘が厳しく聞こえる。そういった彼は、「落下するナイフをつかんでも傷つかない」という自信がある方は、トライすることは出来る。ただ、ここは大シケの海が凪ぐのを待つべき局面だと指摘した。■この日、日経平均は前日比28円安の1万3298円と続落。朝方から売りが先行し、一時1万3000円台割れ場面があった。ただ、後場には円が上げ幅をやや縮小したことから下げ幅を縮小する展開となり、一時小幅高場面もあった。が、これも、今夜の海外動向次第でガラッと変わってしまう。海外ヘッジファンドによる超高速売買システムを使った投機的相場の前に、お手上げ気分になる、そんな相場はいつまで続く?洞ヶ峠で模様眺めをするだけで済ますも一手か。といっても、他人にソロバンを預けてしまっては、相場で勝てる訳はない。

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◆だから、「ウォッチング銘柄」を継続してチェックしていくことは必要不可欠。魔物が潜んでいるというマーケットだからこそ余計にそうだ。為替に左右されないというなら、●ショーボンドHD(1414)や●NIPPO(1881)、●横河ブHD(5911)など内需関連であり、道路・橋梁など社会インフラ整備・投資関連セクターを継続注目。消費関連では、第1はやはり●セブン&アイHD(3382)であろう。また、●一六堂(3366)は中期相場を示唆する26週線に到達したものの、今期第1四半期である3−5月期決算発表後に「買い」を考えたい。相当悪化した数字が予想されているからだ。4月に900円台を見て、500円台前半に下がってきたが、中長期線が支え続ける限り、テクニカル面からも「GO」サインが出てこよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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