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2013/02/25

◆時間が消えた、いや、別件で時間を食い過ぎたせいで時間が乏しくなっただけのことだが、もう23時だ・・。前の週の日曜日に妻と見舞った我が母ときのう見た母は大違い。前の週は、目が点になるとはこのことか!と思うくらい、目はほとんど何も見えていない感じだった。声もまた、随分長い間聞いてきた声なのだが、聞き取れなかった。ところが、昨日は、病室に入る前に、ナースステーションの看護婦さんが、先週よりも回復していますよ。自分でスプーンを使っては食べようとはしないが、私たちがスプーンで食べさせようとするとちゃんと食べますよ、といったのだが。「早よ、帰ろ」としきりに話す言葉は、良く聞こえた。ただ、妻が前の週に、「私が誰だかわかりますか?」と聞いた時は、かすれ声ながら、ちゃんと、妻の名前を間違いなく答えた。しかし、昨日は、考えているようだったが、誰とも返事がなかった。看護婦さんは、来週には思い出すかもねといったのだが・・。

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◆さて、2月最終週初めの東京株式市場で、日経平均株価は大幅続伸。前週末比276円高の1万1662円と高値引けとなり、20日に付けた昨年来高値1万468円を更新。リーマン・ショック時の08年9月29日以来4年5カ月ぶり高値を付けた!政府が金融緩和に積極的な日銀総裁・副総裁を起用するとの人事案が伝わり、円売りが加速したことが追い風となったもの。後場後半は上げ幅を拡大する展開が続いた。22日のNYダウが1万4000ドル台を3日ぶりに回復、20日に付けた07年10月以来の高値に35円強に迫ったことも追い風となった。■政府がTPP(環太平洋経済連携協定)への交渉参加に踏みだすとの期待感も後押ししたが、「日本の正式な参加決定が早くて6月、実際の交渉に参加するのは9月からになる」(24日付け日経新聞)という。さて・・。「安倍のみくす」が「アベノみくす」に一歩前進したことが、市場に強気の声を呼び込んだことは間違いない。

◆幸い、当欄の目下主軸期待銘柄プリマハム(2281)も今は地味すぎるが、15日に159円を付けたところが今回の安値となったようだ。161円前後を下値圏としていたから、良しとしよう。183円まで付け1月25日の昨年来高値かつ08年12月以来の高値185円に迫った。以前から記してきたように52週移動平均線沿いの美しい上昇基調を刻んできたテクニカル面の良さだけでも、200円挑戦を期待してもよい!第3四半期累計経常利益は今3月期通期予想に対し106%の進捗率だ!●三菱食品(7451)、セブン&アイ(3382)もまたチャート良し!も魅力。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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