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2004/11/02

◆祝日明けの4日には新・米大統領があっさり決定しているか、それとも集計作業が滞り確定がいつになるか分からないなんてことになってるのか、さてどうか・・。きょうの東京市場は選挙結果判明の前に、売り株を買い戻し当面の利益を確保する動きが強まったとの声も聞かれた。どちらが勝利したにせよ大統領選後は高いと見た買いも入り、ほぼ全面高となった。株価反発の直接的な引き金はNY原油先物価格が一時50ドルを割れ調整に入ったとみられたこと。そして、中国の利上げについては景気のオーバーヒートを避けるために賢明な措置との見方が出てくるなど前向きの部分も垣間見えた。もっとも、行き詰まったイラク情勢打破や米財政・経常の双子の赤字解消には、大統領が交代しドラスティックに行ったほうが早いのだが。■どちらが大統領になったとしても金価格は(調整を入れながらも)長期上昇基調を持続すると本欄はみている。引き続き世界の政治的、社会的、経済的混乱は突然噴出しては静まる間欠泉のように何度もマーケットを揺さぶると考えているからだ。そして、混乱が結果的には市場の調整弁となり新たな相場を生むきっかけとなると見てよさそうだ。

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◆選挙後、相場の流れが変わる可能性も意識。「よく下げたものほどよく上がる」がそんな時の兜町格言だ。通常ならばエレクトロニクス株だろうが、同セクターは年明けが一番暗いと見ており増額修正の日立国際(6756)などリバウンド狙いに絞ろう。◎安値更新を続けた野村証券(8604)など証券株の動向にも注目しよう。◎52週移動平均線沿いの上昇が続く東京建物(8804)や東急不(8815)は三角保ち合い上放れに期待。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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