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2012/08/23

◆夏の甲子園が終った。この日の決勝戦では、大阪桐蔭が今春の選抜大会に続く同一カードの決勝戦で青森県代表の光星学院を再び倒し、春夏連続優勝し。母校が甲子園に1度だけ出場した時に緒戦で戦ったのが光星学院だった。逆転また逆転の壮烈な打撃戦の末に母校が破れ、1つ勝てば筆者も甲子園に応援に行くことが出来るとの夢も費えたのだが、それ以来、光星学院の試合はいつもチェックしてきた。また、青森県代表と我が愛媛代表の2校が筆者証券界入りの夏に、決勝戦で延長、再試合した記憶は今も鮮やかなまま。そして、毎年夏になると読むのが、ただただ走るのが大好きな女の子と野球部エースの男の子の物語「ららのいた夏」。作者は川上健一氏で、青森県の現十和田市出身のスポーツを題材とした小説でピカイチであることも青森贔屓の理由だ。

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◆筆者が読書の道案内人としているのは、明大・映研の同期生で「本の雑誌」を(30年ほど前に椎名誠と)立ち上げた目黒孝二(北上次郎)。川上健一氏の場合、01年に10年ぶりに発表した「翼はいつまでも」を、同誌が2001年度ベスト1に選んだことで知ったもの。その後、サーブだけでウインブルドンを勝っていく「宇宙のウインブルドン」に驚かされたり、1冊まるごと相撲ばかりの「渾身」も楽しかった(来年13年に映画化予定)・・、などすこぶる面白いスポーツ小説揃い。目黒の琴線に触れる作品が多いのは当然か。「雨鱒の川」は筆者大好きの綾瀬はるかさんがかつて映画でヒロイン役を演じた・・。

◆きょうの本文は休み?昨日、落としてしまい、きょうになってアップする始末だったからそうはいくまい・・。22日公開の前回分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨で、追加金融緩和に踏み切るとの見方が強まり長期金利が低下した。ドルが下落しNYダウは下げ幅を縮小する展開となった。東京では、売り先行でスタートした日経平均だが、次第高の展開となった。しかし、市場ではこれまでの金融緩和に加え、Q3(量的規制緩和第3弾)へ踏み込むことを織り込み始めそう。欧州、中国、そして、米国景気も勢いが付かないままであり、超金融緩和政策しかないとの思いが投資家の間に満ちている。「2014年遅くまで異例な金利低水準を正当化する」とはFOMC声明だが、超金融緩和策頼みは不安定さを生む懸念材料であることに変わりはない。中長期上昇トレンド銘柄や底入れリバウンド開始銘柄からピックアップしたいが、08年秋の大底から既に4年が経過。ひと銘柄づつ慌てずピックアップしていくしかないか・・。●前号でも紹介のシスメックス(6869)はこの日株式分割落ち考慮後の最高値にあと10円と迫る3590円まで付けた。●WNIウェザ(4825)も過去最高更新途上にある。今月で7カ月連続月足陽線となる。逆に、ひとたび下げに転じた時、底なし沼に入り込むと同じとなる。が、地球の天候異変あるいは異常は人間活動が主因だとすれば、同社の世界気象ビジネは投資家の思い以上に広がる可能性がある。●スマホ広告拡大が追い風となるファンコミ(2461)などこれまで紹介銘柄は、上昇基調が続くなかで突っ込み場面を待ち、26週線などへのタッチ場面から打診買いしてきたい。●インタスペス(2122)は出来高増を待つ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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