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2004/12/16

◆妻が新宿職安通りに焼肉店を開いたのは98年2月。筆者が28年半勤めた証券会社を辞した翌月のことである。今では職安通りはコリアン通りといわれ激戦地域になっているが、妻が先輩と共同出店した当時、店は地域一番店で余裕の経営だった。店に立ち寄った時にいつも行くのは、隣にあるドン・キホーテ(7532)。ところ狭しとばかりに天井までもろもろの商品が密集し積み上げられ、ちょっとした博物館に入った感じで大好きだった。96年12月上場だが、98年2月の株価は4000円台。翌年6月には4万6000円の上場来高値を付けている。そして夜間騒音問題で批判され、やがて、出店ペースを引き上げ今日に至っている。が、アイデアマンの安田社長は相次ぐ放火により店員が死亡するなどの悲惨な事件に巻き込まれ退陣を表明するとは夢にも思わなかったであろう。98年6月期売上高255億円は今期2300億円予想と9倍増の急成長である。ただ、株式投資で一番おいしかったのは97年10月からの1年7カ月に尽きる。新規上場株投資の醍醐味は、市場認知が遅れて上場半年以上割安のまま放置されている有望株を見つけることにある。本欄第1回に独自手法の豆腐製造・販売で上場を果たした篠崎屋(2926・マザ)をそんな感じで紹介し、時折追撃買いを推奨したが、途中、メディビック(2369・マザ)が思うように運ばず、その後は紹介を怠ってきた。改めて、中期大幅高期待の銘柄が発掘されしだい本欄に紹介することにする。請うご期待!?。

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◆本欄推奨のマツダ(7261)が工場火災。第一工場は再開時期不明で1カ月間で50〜70億円の営業減益要因との見方もある。ただ、一過性であり、突っ込み買いの姿勢継続。◎350円前後で小動きの住友精密(6355)は業績回復軌道にあり、新春相場でのもみあい上放れに期待。◎椿本チエ(6371)も出遅れ小動き、新年相場に期待!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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