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2005/01/05

◆TBSドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」のDVD―BOXは暮れに渋谷TUTAYA(カルチュア・コンビニエンス・クラブ(4756))で受け取った。正月前にDVDレンタルしようという客でレンタルフロアは長い行列ができていた。しかし、CCCの株価はきょう1228円まで売られ12月に続き52週移動平均線を瞬間割り込むなど厳しい展開が続いている。一昨年4月に株式分割権利落ち後すでに1年8カ月が経過。52週線と週足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限に支えられているものの、これを割り込むようでは、03年12月安値859円を大底とする中期上昇トレンドが頓挫する。業績はきわめて好調だ。4日に発表された12月のレンタル既存店前年比速報では映画版「セカチュウ」や「ハリボッタ&アズカバン囚人」の人気作品リリースや会員証の全国共通化効果もあり好調。映像レンタルは前年同月比16%増、音楽レンタル3%増と伸長し合計12%増となった模様。ちなみに昨年11月末時点のTUTAYA店舗数は1153、オンライン会員は612万人(前年同月比40.7%増)で、12月20日発表のクレジット機能付き会員証は200万人を突破と急増中だ。今3月期連結経常利益32%増、来期14%増の80億円超が見込まれる。店舗の減損会計処理が続くため1株利益は来期で60円レベルにとどまるが実質80円水準だから、1237円の52週移動平均線レベルは割安感が強い。52週線割れは中期好買い場と見てよさそうだ。

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◆NYダウが5日続落となり、東京市場は調整局面。しかし、個人投資家が流入したマザーズ市場は指数が1800ポイント乗せ、売買代金は775億円と昨年9月中旬以来の高水準。本欄新年注目のアンジェスMG(4563)も続急伸。あわてず突っ込み買いで臨もう。◎1部では新年注目銘柄のラサ工(4022)が500万株超の大商いで一昨年6月以来続いていた310円処の上値ネックラインを突破。新たな相場がスタートした!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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