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2013/12/24

◆13年株式市場もいよいよ5日間のラストラン。その第1日目。クリスマス控えの20日は欧米株式市場とも4日続伸し、NYダウは4日連続で最高値を更新。この日のアジア株も上昇し日本株を後押しした。日経平均は3日連続で年初来高値を更新し、一時2007年12月以来6年ぶりに1万6000円台を回復する場面があった。ただ、東京外為市場で、円が対ドルで小反発推移となったことやクリスマス休暇控えの海外勢の売り、そして、受渡しベースでは明日が年内最終日とあって、節税狙いの売りや換金売りが広がり、1万6000円台に乗せたことで目先達成感からの利益確定売りなどに上げ幅は縮小した。もっとも、米金融政策は量的緩和縮小方向にある一方、日本は緩和継続と方向性が異なる。引き続き、日米金利差の拡大を読んだ円売り圧力が日本株買いにつながるとの指摘もあった。

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◆さて、前週土曜日、大学映研同窓会幹事会の後・・、後輩と3次会を一六堂(3366)の東京駅八重洲側店舗「八吉」でした。浜で上がってまもない刺身、焼き・煮した魚を飲み食いし話が弾んでいった。そして、彼が自分で作ったキムチをお土産といい渡された。家に持ち帰って食したキムチは何年も漬けてきたようで旨かった。筆者は食べることは好きだが、キムチは自分で作ろうとはしたが、妻に止めなさいといわれ、妻が持ち帰り冷蔵庫に入れたものを随分長い間食べてきた。そして、自分で作ろうとすることはなくなった。その一六堂だが、値段は結構良い値段をしているが、狭い1・2階の店舗は混んでいた。その、一六堂の渋谷店など会食用の個室あり店舗は14年度税制改正では、大企業における交際費の損金算入があり、「交際費のうち飲食費の2分の1を損金に認める」。交際費であり、社内での飲み食いは対象外。「個室を備えた飲食店がその対象となろう。当メルマガでカバーしている銘柄の中では、一六堂がそれに相当しよう。同社は漁港における買参権を保有し、セリに参加できる。そのため、高級魚を安価で提供できることで、ややハイエンドの居酒屋を運営している企業である。」(有賀泰夫食品・流通アナリスト)という。株価は今春、500円台から900円台に一気高した後は、ジリ貧基調から抜け出せないでいる。440円台攻防のここは、様子見。440円台が頑強な下値ゾーンと判断できた時から「GO」サインを出そう。■MUTOH(7999)は米3Dシステムズの連日高値更新にも無縁!?様子見相場が続く。24日付け日経新聞朝刊が「精密模型で住宅完売、3Dプリンター切り札」などと報じても株価はピクッともせず。7月相場以降のもみ合いが続く。26週移動平均線が下値サポートラインとなっている間は「買い」でウォッチングを続けよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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