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2016/03/18

本連載は2016年3月18日をもって終了いたしました。

長年のご愛読まことにありがとうございました。

◆2月26日号を最後に突然の予告無しの休載を余儀なくされました。胃腸が弱く火箸(ひばし)と呼ばれた痩せ細った病気がちの幼少時代は、母に面倒ばかりかけていた。父は九州から大陸に向かう船を待っていたが、船に乗る前に日本が敗れ終戦。そして、無事に帰宅。小学校に入る以前からやせっぽちだった私は母に連れられバスで30分ほどの松山・道後温泉に通っていた記憶が残っています。そして、高校時代には、まさか70歳を迎えることになるとは思っていなかった。また、高校2年に修学旅行で東京に来たものの、帰る時にはもう、東京には二度と来れないものと思っていた。

 幸い、1度目の就職試験に失敗した!合格していれば四国電力マンとして四国で全く違った人生となっていた筈。その後、1年浪人して大学生となる。しかし、教室よりもひたすら映画館や映画研究部の部室や新宿のディスコ、御茶ノ水の書店街・喫茶店で過ごし、60年代後半の華やかな新宿文化を楽学し4年で満期退学。就職試験は受けず、父の株式取引先だった木徳証券(現・黒川木徳証券)に中途入社し、コンピュータ化以前の旧館時代の東証で場立としてデビュー。その後、調査情報部一筋・・。証券会社を辞した後は、業界紙などに記事を書き、当欄の執筆を開始することとなった。

 しかし、ここへきて年齢・知力はすっかり老いてしまった感が強まった。自分が期待するような言葉は浮かばず、思うように文章を展開することが難しくなってしまった。今回、右目「網膜剥離症」手術を行ったことを受け、当面のパソコン使用時間がきわめて限定的となってきたこともあり、ここで当欄を終えさせていただくこととしました。

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◆今年は、小学5年〜高校卒業時まで住んだ四国・愛媛県の山村を80年代のバブル期以来30年ぶりに訪れることを楽しみとしています。「桜三里」という松山市に通じる国道沿いにある春には桜のトンネルとなる旧鉱山の村です。今では、小学校もなくなってしまいましたが、映画の面白さや川遊びの面白さを教えてくれた山村です。

 さて、なお気にかかるのは当欄注目とした銘柄群。中でも、●星野Rリート(3287)は昨年4月最高値153.4万円高から、3月4日に戻り高値141.2万円を付けて調整期間入り。短期線は割り込むも中・長期線は122〜128万円台にある。3月高値挑戦には調整場面が必要だが、なお、長期に注目していきたい銘柄のひとつである。

 もっとも、この日の日経平均株価は前週末比211円57銭安の1万6624円81銭と4日続落。3週連続高後の反動もあり2週連続安となった。昨年6月高値からの下げは世界同時株安展開のなかの中勢下落基調。続落基調からの転換はまだ見えない。

◆1989年12月バブル期最高値を味わったことは筆者の喜びだが、現在は厳しい状況が続いている。筆者が育った黒川木徳証券会社では同窓会が1度あったものの、その後、便りは無い。そして、今は、週2回の老人クラブ(70才は若手!?)に出席、長年見てきた映画やテレビのお気に入り番組を録画して楽しみ、好きな読書も再開した。大学時代の明大映画研究部同窓会もまた楽しみ。

 勝手な思い込みも含んだ当欄を長年ご覧になっていただきありがとうございました。株式市場は時代の鏡でもあり、価値観が異なるワールドワイドの様々な投資家によって株価を形成していくことから厳しくもある。それでも、なお、時代や先人に問つつ自分の投資の世界を楽しむことを可能にしてくれるのがマーケットであろう。

 ながらく当欄を御愛顧下さり、まことに有難うございました!! 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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