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2008/01/24

◆23日の米国株高のきっかけは、サブプライムローン問題の主役の一角を占める金融保証会社の救済計画が浮上したこと。銀行など金融株が大幅上昇した。前号で、<1月22日安値を基点とした新たな上昇波動入りには、(サブプライムローン問題克服にむけ)(1)利下げ、(2)金融機関の損失の概要が判明する、(3)米政府による公的資金での救済が必要であろう>と指摘したが、そのうち(1)は緊急利下げで始動した。この後、今月30日のFOMC(米公開市場委員会)で0.5%の利下げも浮上していたが、ここまでやるか?日本ならば99%無いであろう。アメリカはいかに?そして、(3)は、金融保証会社への救済計画が若干当てはまる?人口減少国となった日本のカジ取りは難しいが、米国はいかに?■米株急騰の後に開場した、アジア市場は結局利益確定売りが出やすくなっていたが、10勝5敗の星取表となった。ただ、香港、インドは下げた。もっとも、日経平均株価は続騰だが、前日同様に260円前後の上げ幅にとどまった。2日間で22日の下げ幅の3分の2を埋めた格好だ。日本株の場合、やはり海外動向から離れた強含みの展開になりにくくなっており、明日も、海外動向に反応した展開となりそうだ。ただ、昨年10月戻り高値以降は、ほぼ一本調子の下げとなっており、リバウンドとなれば3日間は好展開が予想される。ただ、そのうち2日は過ぎ、週末と週明けにはいったん急反落に変わってしまう可能性があり、やや神経質な展開か?

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◆この日、TOPIX業種別指数で値上がり率7.6%とトップになったのは、不動産株指数であり、住宅関連株も好人気となった。最大の買い材料は?といえば、「よく下げた」ということ以外はない。「よく上げたものは、よく下げる」とばかりに下げてきたが、今回は、「よく下げたものはよく上げる」となる?

◆相場の流れを象徴した動きが予想される「市場体温計」とした新日鉄(5401)が、44円高の673円まで跳ね、600円攻防戦からいったん浮上した。667円にある13週移動平均線も突破した。昨年10月第2週以来のことだが、3日続伸はそれほど難しくないはず。といっても、ここからは、利益確定売り先行とすべきか。

◆前号で2000円割れはいかにも割安感が強いとした交換レンズ専業で収益拡大が続くタムロン(7740)も2100円台まで反発してきたが、4550円からの棒下げだっただけに、上値にシコリはあろうが、2800円前後まで続騰してもよさそうだ。●同様に、学研(9470)もこの日225円寄り付きで、終り値は251円と好展開。●自転車部品世界トップ級のシマノ(7309・大)は、欧州で二酸化炭素の排出量が少ない自転車の利用を促進する動きの拡大が予想される。長期上昇トレンドの中にあるここは強気したい。

◆ホリプロ(9667)が小反発。11月戻り高値から急落したが、1100円前後のここは拾いたいところだ。若手女優の綾瀬はるか、石原さとみ、塚田恭子が成長し、業績を牽引。今08年3月期連結業績予想は昨秋の中間期決算発表時に増額修正済み。2ケタ減益予想が一転、12%増の28億4000万円に増額され連続最高更新見通しにある。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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