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2006/11/08

◆7日の米中間選挙は、政権党に厳しくするこれまでの流れと同じく、民主党に風が吹いた。ブッシュ大統領のイラク戦争にNO!を突きつけたのだ。日本では見られない、「政権党に与えすぎるとろくなことにならない」との見方が復活した。そして、いつも通りの結果で終った。ただ、アジア市場の本日の星取表は、5勝12負と圧倒的に下落市場が多かった。そして、昼過ぎまでの欧州主要市場も下げで始まり、下げ幅を拡大している。アジア市場のなかで、5日連続終値で過去最高値を更新した香港は反落し、前日、取引時間中の過去最高値をつけたインドも続落した。そして、日本は、日経平均が前場寄り付き直後にこの日高値を付けた後は、引けにかけほぼ一本調子で下げた。値上がり業種はきょうも上場来高値7370円に買われたトヨタ自(7203)と資本・業務提携したいすゞ(7202)を擁する輸送機器、そして、ディフェンシブセクターであり、7日のNY原油価格が1ドル以上急落し60ドル台を1日で割り込んだことを追い風とした電力・ガスの2業種のみ。値下がり銘柄数1469に対し値上がりはわずか179銘柄にとどまった。

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◆3新興市場の下値探りの動きはまだ続いている。年間相場で、明確に二番底を確認し、上げに転じた新興市場はない。●本欄では、象徴株である楽天(4755・ジャス)をその時価総額の大きさ、人気度からみて新興市場の市場体温計としている。が、チャートは思わしくない。大底及び二番底の確認ができてないのだ!昨年12月の高値11.9万円から先月12日の年初来安値3万69万円へと大きく下落したが、「大底を確認したと断定できる」のは、<まず、今後10月安値を大きく下回らないこと。そして、10月24日の戻り高値5.5万円を上抜くこと>が必要条件であり、これなしに中期上昇波動入りはない。つまり、今後10月高値を上抜いたところが、中・長期強気転換点であり、「買い」を入れるチャンスとなる!もっとも、本欄は10月31日付けで、「11月相場でのテクニカル面からの最大のポイント」は、<これまで強力な下値サポートラインとなって軟調時の相場を支えてきた52週線が、引き続き下値をサポートし続けるかどうか>だとしたが、「11月下旬が相場の分水嶺となる」と見守っている。

◆トヨタ自及び新日鉄(5401)は1部市場の市場体温計として、短期調整はあっても市場をリードする堅調な展開が期待できる。●この2社の株式保有しており、含み資産益が一段と増加しているのが、本欄期待の鉄鋼・機械商社の岡谷鋼機(7485・名)に妙味あり。月足では、6月以降、24カ月線が下値をがっちり守っている、下値を切り上げつつ三角保ち合い上放れのときが迫っている。

◆島津製(7701)がこの日発表した今3月期中間連結経常利益は期初計画を16億円強上回る99.8億円と好調裏に着地した。そして通期連結経常利益を計画比5億円増やし前期比12%増の205億円に修正した。利益確定売りよりも4ケタ乗せに攻め込む動きが優勢となろう。■厳しい位置に下落したのはみずほFG(8411)など大手銀行株。●6日付の記事最終2行でいったん「当面の利益を確定する売り」を推奨するとした不動産関連株も急落した。いずれも、悲観に慣れすぎないように注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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