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2007/12/20

◆日経平均が1.09円高、TOPIXは0.77ポイント高し、揃って7日ぶりに小反発した。といっても、値上がり銘柄数は341しかなく値下がりの1295をはるかに下回った。全般買い気が乏しいなか、主力大型株のみ選択買いした結果だ。マザーズ指数は18日に11月22日の安値を下回り、10月30日にかけての戻り相場が終ったこと示唆したが、<この日の続急落で、9月18日の安値617円に対する二番底確認相場に入っていることが鮮明化した>。マザーズ時価総額上位30銘柄の星取表は5勝24敗1分けだったが、東証1部時価総額のそれは20勝7敗3分けとよりリスクの少ない銘柄を物色した格好となった。ちなみに、日経平均採用の225銘柄の成績はといえば、93勝123敗9分けと全銘柄の数字を大きく上回る好結果となっている。全体を守りきれないのならコア銘柄だけは守りたいという動きだ。

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◆アジア株式市場の星取表は5勝5敗4休場。続く、欧米市場は小幅高。NY円は小幅高だった。前日、株式持合いを発表したものの上げ幅を大きく縮めた新日鉄(5401)、住金(5405)、神戸鋼(5406)が続伸し、三菱UFJFG(8306)などメガバンクも米サブプライムローン対策基金への融資枠設定を見送ったことやサブプラ大損失の米モルガン・スタンレ証券への中国政府系資金出資が伝えられ反発。銀行株の上昇を受け主力株に押し目狙いの買いが流入したものだ。ただ、売り物薄のなかを駆けただけとの見方もある。1部出来高は16.67億株、売買代金2兆円割れと薄商いだったからだ。

◆注目はやはり、米サブプラ関連として見られる銀行株だ。TOPIX業種別指数では、昨年4月が高値のセクターで、今年11月16日にほぼ半値押しの265ポイントまで下げて反発している。日経平均は今年3月が高値であり、調整期間は銀行株が1年超長い。年末反発し、新年相場につなげることができるかがポイント。また、この日は下げたが、中東資金が注目のソニー(6758)が、52週移動平均線へのプラスかい離を4週継続しているが、このまま大納会まで走れるかも注目点。

◆前日紹介の団塊世代定年後消費関連株のゴルフ場運営大手のPGGIH(2466)は反発したが、デジタル一眼レフ用交換レンズ大手のタムロン(7740)は4月下旬以来の安値水準までさらに大幅下落した。上値にシコリは厳しいが、引き続き買い場を探したい。●18日号紹介のアロカ(7704)は新四季報記事の来3月期増額を買い手掛りとし、上値を探る動き。●同じく18日号紹介の関東電化(4047)は、新四季報で、来3月期も営業益が大幅伸長し、割安感が強まっている。この日は小反落だが、今週末の52週線プラスかい離回復は見えてきた。そうなれば、昨年12月以来1年ぶりのプラスかい離となる。ここは、「強気の買い」とする。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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