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2009/09/16

◆日経平均は前日比53円高の1万270円と続伸。しかし、TOPIXは4日続落した。15日の米国株は主要3指数が揃って上昇した。8月小売売上高やニューヨーク連銀発表の製造業景況感指数が市場予想を上回る伸びとなったことが景気回復期待の買いを誘った。NY外為市場では円が大半の主要通貨に対し下げた。円を売って高リスクの資産に買いを振り向けたもの。商品先物は上昇(NY原油が急反発し、銅は5日ぶりに反発、金は上げ3日連続で1000ドル台)し、NYダウは9683と続伸し、昨年10月6日以来、約11カ月ぶり高値になり、ハイテク株の多いナスダック総合株価指数は2102.64と続伸し昨年9月6日以来の高値で、リーマン・ショック以前の高値水準に浮上している。

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◆東京外為市場で急激な円高が一服していることも追い風となり、電気機器、精密機器、ガラス土石、機械株など輸出関連株がリードして日経平均を押し上げた。一方、この日召集された特別国会で民主党の鳩山由紀夫代表が第93代首相に就任したが、新政権スタートの日、1部市場の新安値銘柄は33(前日比18増)だったが、うち地銀が15を占めた。先のG20で自己資本規制強化が飛び出し大手銀行などに希薄化懸念が広がっているが、この日郵政・金融担当大臣となった亀井静香国民党代表が15日の記者会見で、資金繰りに苦しむ中小企業や個人住宅ローン債務などの返済を3年ほど猶予する制度を創設する考えを表明し、就任後に検討を開始するとしたことから、中小企業向け融資比率の高い地銀株に売り圧力となった。的外れは石原都知事の新銀行東京で終りにしてもらいたい。

◆介護関連株で訪問介護事業を中心に施設介護も強化しているセントケア(2374)が4000円高の4万6050円ストップ高となった。15日に今10年3月期上期連結純利益を従来予想の3000万円から前年同期比2.2倍の1億400万円に増額修正したことが好感された。今年4月に、2000年に介護制度が始まって以来初めて介護報酬が引き上げられたことを追い風に従業員の待遇改善などに注力、前期からの業績伸張に弾みがついてきた。■この日の介護関連株星取表は6勝3敗。主戦のニチイ学館(9792)は8月31日の年初来高値後いいところなく値幅整理が続く。きょう現在916円にある26週移動平均線で下げ止まるかがここでの最大のポイント。通常の調整ならば、昨年10月の上場来安値390円から8月高値1139円までの上げ幅の3分の1押し水準889円、本格調整では半値押し765円となるが・・。●一方、当欄期待の介護付き有料老人ホーム運営が順調拡大のメッセージ(2400)は4日ぶりに反発。一時8000円の18万6000円まで買われ10日の年初来高値を更新した。引き続き、20万円台相場を目指したい。

◆半導体・液晶製造装置が主力のスクリーン(7735)は7月に瞬間235円まで突っ込んだ後は300円台でもみあう相場が続いている。上値が少しづつ切り下がっているうえ、75日移動平均線を巻いた動きが続いている。ここで、75日線や13週線が下支えるか、26週線が下から上昇してくるかを待つのかははっきりしないが、引き続き、買いのタイミングを計りつつ、注意深く見守っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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