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2009/08/19

◆日経平均は80円安の1万204円と反落。18日の米国株は3日ぶりに反発したが、シカゴ日経先物終値が大証比5円安の1万295円だったこともあり、小安くスタート。それでも、いったんは1万327円までみた。が、その後はモミ合う展開となり、中国上海総合指数が午後の取引で次第に下げ幅を拡大していったことや為替が円高に振れたこともあり、指数先物安から引けにかけ下げ幅を拡大した。ただ、指数に無縁の新型インフルエンザ(H1N1)関連株は、国内で感染者が相次いで死亡したとのニュースに注目した個人投資家など短期資金の買いが集中し、人気を独り占めした格好に。■方向感がなくなったとの印象があるが、それは、世界の景気、企業決算の先行きが読みにくくなったため。株価が昨年10月大底、今年3月二番底から大幅に上昇したことで景気回復期待、企業業績回復期待を相当織り込んだことが主因。もう一段、株価が上を目指すには、景気の持続的回復が 企業業績ではコスト削減による利益増から、売上高増を伴った利益増がそれぞれ必要だ。加えて、株式市場の日柄・値幅調整が進展することが求められる。当面は、油断なく、ロスカット価格を設定しての短期買いに徹するか、下値サポートラインに届いた注目銘柄を押し目買いするかもしくは打診買いしたい。

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◆新型インフルエンザ関連株は抗ウィルスマスクのダイワボウ(3107)が引き続き関連材料株人気を左右するとみてよいだろう。●当欄では、大幸薬品(4574)を12日付けから下ブレ待ち銘柄として紹介したが、きょうは500円高の3740円とストップ高で終了し、ストップ高買い気配で2千400株の買い物を残した。押し目がないまま上昇ピッチが加速するとは思わず残念。大幸薬品が手掛ける感染管理事業は、09年4−6月期に売上高が前年同期比15倍増の9億円と急拡大した。主力の「クレベリン」は置くだけで浮遊するウィルスや菌、匂いなどを除去することができるというもの。同社では、インフル関連売上は下期には期待できないとしているが、逆に、秋から冬にかけて一段と猛威を奮う恐れが強まってきた。今年3月に新規上場、折からの上昇相場に乗った幸運銘柄といえる。が、ここからは、リスクが一段と高まる。「インフルエンザが猛威を奮うのだったら買い」との声も聞かれるが、さてどうか。

◆介護関連9銘柄の星取表は6勝3敗。26円高の525円と昨春の株式分割落ち後の高値をつけたのは日本医療(9652)。介護関連株で唯一の低位株だ。7日に発表した09年4−6月期連結決算で利益面がそろって2ケタ増益となったうえ、予想1株利益58.4円に対しPERは8倍台といかにも割安感が強い。高値更新で手掛けにくいとの見方はあろうが、打診買いは良しとしたい。●主戦のニチイ学館(9792)が3日続伸。まだ、7月21日の株式分割落ち後高値からの上値切り下げ基調から脱したわけではないが、今週末の週足陽線に向けた動きがあす、あさって続くようだと、日柄調整完了から一段上を狙う相場の始まりが期待できそうだ。同社株が上昇基調入りとなれば、●15万4000円水準にある13週線に接近してきたメッセージ(2400)は巻き返しが期待できる。来週前半にかけての下値模索場面は拾い場とみたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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