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2012/10/04

◆昨夜、帰りの電車で本を読んでいたら涙があふれ始めた。慌てて本を閉じ、目をつぶった。そして、落ち着くと本を読み出し・・、また、本を閉じる。そんなことを何度か繰り返して、家に戻った。数年前に買った時に読んだ後は本棚に眠っていたが、年明けに、映画が公開されるというから、改めて、読み返し始めたのだ。■映画「渾身」は年明け1月5日(土)に島根、鳥取県で先行公開され、翌週12日から全国公開される予定だ。原作は青森県(現)十和田市出身の「スポーツ小説第1人者」(文芸評論家・北上次郎)川上健一が2005年〜07年にかけ「青春と読書」に連載した相撲小説「渾身」だ。

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◆北上次郎は大学映研時代の同輩目黒孝二のペンネームだが、文庫本「渾身」の「解説」では、「堪えても堪えても涙があふれてくる。この解説を書くために再読したのだが、話を全部覚えているというのに、また 滂沱の涙で、もう大変だった。私が泣き虫だから、というだけの理由ではないだろう。感涙小説ベスト1というランキングがあれば、上位入賞は必至という小説なのである」と記している。川上健一は1978年のデビューが「スポーツ小説」(跳べ、ジョー!B・Bの魂が見てるぞ)であり、マラソン大好き女子高生の「ららのいた夏」などは何度何度も読み返しているが筆者にはそのたびに新鮮であり、古びることはない。そんな筆者に「本の雑誌」で川上健一のことを知らせたのは目黒であり北上次郎だった。「渾身」は隠岐の島古典相撲のなかでも20年に1度行なわれる古典相撲を扱ったものだ。2番勝負だが、2度目は先に勝った者が勝ちを譲るので、実力勝負は1度きりだ。この勝負を、単行本272ページのうち、実に100ページから265ページまでをつかって、その1番勝負を書き込んでいるのだが、読み手をつかんだまま放さない書き込みであり面白さなのだ。そんな小説世界を、果たして、映画監督はどう仕上げた!?かは、見ての楽しみだ。

◆昨夜はほとんど寝ていなく、少々、疲れ気味。3分の2弱を好きな小説のことで埋めた。あとは、株式の世界に戻らねば・・。●東芝プラ(1983)は3日連続で年初来高値を更新した。もう少し、4ケタ固めが続いた後ならば、07年8月〜昨年1月にかけて重い上値岩盤となってきた1200〜1300円台のネックライン突破が可能となるが、それには、同社は05年3月期から今3月期で9期連続連結経常利益過去最高更新見通しにある。今期の場合も期初は減益予想で発進したが、実に珍しいことに第1四半期決算発表時に増額修正し、連続最高益更新継続の見通しとなったものだ。現在は前期比2.4%増予想だが、再度増額修正し、増益率がもう少し高まれば上値を追いやすくなるのだが・・。もしくは、材料面で新たな取組みなどの発表があれば、相場に弾みがつくのだが、焦っては元も子もなくなる・・。まずは1000円固めが必要だ。ここは相撲のように何度も何度も繰り返し四股を踏み足腰を鍛え、突進場面でのエネルギーを溜め込むところか。●セブン&アイ(3382)はこの日、今2月期経常利益予想を40億円減額し前期比5%増の3080億円に修正した。株価は下がるだろう。ただ、創業家の路線転換にはヨーカ堂の業績悪化はチャンスだ。ただ、株価は厳しくなろう。8月の月足が先行き難を示唆していたが、下値確認を待とう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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