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2012/01/25

◆韓国はこの日、旧正月明け。20日に我が家にやってきた叔母さんは、冷蔵庫と冷凍庫を満杯にしてこの日の昼、帰国した。前日と違って道路の凍結は消えて渋滞することなく、羽田空港へ到着。出発ロビーやみやげ物店、食事処は人がまばらでゆっくり過ごすことができ、青空の下、離発着する航空機と飛行場を背景に写真を30枚ほど撮った。

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◆この日、日経平均は前日比98円高の8883円と続伸、一時、昨年11月1日以来の8900円台をつける場面もあった。一方、TOPIXは7日続伸し昨年10月28日以来3カ月ぶりの高値水準で終了した。24日の欧米株は軟調だった。しかし、この日朝方に財務省が発表した昨年の貿易統計で、31年ぶりに貿易赤字となったことから、円は対ドルで大幅反落し、対ユーロでも大幅続落した。円高に伴う収益目減りが嫌われてきた輸送用機器、電気機器など輸出関連、景気敏感セクターが業種別値上がり率上位に並んだ。あおして、低位材料株への集中買いはなお続き、この日は、震災復興関連として大いににぎわってきた建設関連株から海運に飛び火した。海運セクターは出来高・値上がり率ランキングともトップ10の半分を占める好人気となった。「相場は相場に聞け」というが、海運市況安に海運株は4日大発会の282ポイントから18日の238ポイントまで16%弱の大幅安に。そこから全般急騰シーンとなり、海運株も連続高。この日は一気に24ポイント上げて、昨年10月31日以来の水準となった。もっとも、ここから一段高に向かうかは?

◆この日、TOPIX全33業種中で唯一下げたのが、小売。円が対ドルで78円台に迫り、対ユーロで101円台半ばに続落したことは、輸出関連の収益アップ期待とは裏腹に、円高をテコとした輸入品展開をしてきた企業、業種が苦戦するとの見方だ。貿易収支の赤字転落は、昨年3月の東日本大震災に伴いサプライチェーン(部品供給網)の寸断に伴う輸出の苦戦、原発事故に伴う原発の稼働停止から代替えのLNGなど原料輸入の増大から、日本では予想されていたもの。ただ、24日には米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「日本の11年貿易収支は赤字に転じるもよう」だと伝えたことから、海外で円安が進行し、東京でも円が売られたもの。直接、経常収支も赤字?といった方向に曲げられる厳しいが、ここまで円高ドル安の見方が主流となり、ドルに対する円買いを膨らませてきた投資家は大慌て?円を慌てて売却となれば、もう一段の円安シーンへの発展もある!?

◆当欄は、なお内需株の一角をベースに見ていく。個別チャートが崩れたと判断する時まで。まず、今月30日に決算発表予定の「丸亀製麺」のトリドール(3397)、何度か記してきたように絶好調だった12月までの月次は公表済みで、10−12月期連結業績で大幅増益が予想されるからだ。●また、実に地味な加工食品卸の加藤産(9869)だが、きょう200日線をほぼ1カ月半ぶりに上抜いた。1400円台での底もみは終了したとみてよい。●調剤薬局最大手アインファマ(9627)は、昨年12月に3760円の高値を付けた後、急失速。しかし、長期相場を示唆する52週線に極接近したところで下げ止まり、急反騰の展開となってきた。今4月期も利益は上ぶれ、来13年4月期も連続2ケタ増益も期待される。ここからウォッチングを開始する。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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