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2007/12/07

◆7日、日めくりのように物色銘柄が変わる。が、日経平均株価はひとつのポイントであった日足の「窓」を埋めた。11月上旬の急落途上で、7日安値1万6081円と8日高値1万5891円の間にあった空白を埋めたことで、11月22日を基点とした上昇基調の継続を鮮明化させた。一方、11月下旬安値から先駆してきたネット関連株が引き続き利益確定売り先行でマザーズ指数が続落し、ヘラクレス指数も反落した。アジア市場では、香港が「銘柄入れ替え」を控えハンセン指数が8日ぶりに反落したが、台湾が7連騰し、14市場星取表は8勝6敗で12月第1週を終った。続いて開いた欧州は反落したが、米国株は11月雇用統計が予想を上回ったことから、12月の利下げ幅が0.5%以下になるとの観測もありまちまちの動きだった。

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◆今週は海外高と円安傾向に後押しされ、日経平均は連続陽線となり、週明け以降の26週線(1万6209円)回復を目指す。もっとも、ブッシュ大統領の「サブプライムローン対策」に利下げを組み合わせたことでどれほど効果があるかは疑問が残る。市場では、銀行利益の押し上げ効果や、住宅リセッションの緩和などが好感されたが、マーケットにとって一時的な効果しかもたらさない可能性が高い?

◆昨年春、東芝液晶32型テレビ(当時の1世代前型)を25万円台で買った。今、9万円台で買える。DVDプレイヤー並み価格だ。●ソニー(6758)こそ株価が24カ月移動平均線を割り込むことはあっても、05年11月以来、24カ月線沿いの上昇基調を継続し、今夏の大きな亀裂を修復するべく上値を試す動きが続いている。●が、大阪・堺市に巨大液晶・太陽電池コンビナートの建設が始まったシャープ(6753)は11月にかけての下げを戻しきれずに24カ月線を割り込んだ状況が続き、●松下(6752)は、昨年4月からの下落基調から反騰に入るべく今年8月安値から浮上中、週明け以降、目前に迫った24カ月線2389円突破から、一段上を目指す構えとなっている。その意味では、現在のクリスマス商戦というよりも来年の北京五輪商戦への期待が強く、人気化は年明け以降か?

◆前号紹介の浜松ホトニクス(6965)は3990円まで買われたところで一服し、この日は01年6月以来の4000円台乗せは果たせず。株価は「勢い」が命みたいな部分がある。原発用高温高圧バルブ大手のトウアバルブ(6466・東2)は、何度か70万円に迫ったが、結局、70万円乗せは適わず、今3月期中間決算発表時に、通期業績予想を据え置いただけで、「原発関連株売り」の犯人となってしまい11月月足はいかにも回復が難しいと思える長大陰線。24カ月線でかろうじて下げ止まった格好。浜松ホトも1年半越しの4000円挑戦であり、移動平均線が3600円台で収れんしているここは、「中勢相場を決める勝負の時」なのだが・・。

◆再編の動きが急な家電量販店業界、北関東地盤で高利益率のケーズHD(8282)と、近畿地盤の上新電(8173)がポイントと見てよい。それぞれの地盤を取ることで買収企業の全国展開は一段と進展する!■11月末高値後の急反落から息を吹き返してきたのは三井松島(1518)だ。特定筋介入説も聞かれるが、値動きのよさが最大の材料か!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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