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2006/06/22

◆東証1部市場値上がり銘柄数は1607と過去最多を更新。TOPIX30業種揃って株価指数が上昇。平均株価は3.36%、491円高で7日以来の1万5000円台回復となった。今年2番目の上げ幅だが、残念ながら日本発ではない。<箸が転んだといっては笑い、箸が見えなくなったといっては泣く「出た材料は良いにつけ悪しきにつけその日のうちに株価に織り込んでしまう」>米国発の世界同時株高の一環として、東京市場も先物が先導し全面高した。アジア・太平洋16市場で下げたのは世界にリンクしない中国のみ。各国大幅高となり、東京市場に買い安心感を誘い後場の動きを後押しした。そして、欧州の主要市場も続騰している。平均株価1万5135円は14日のザラ場安値1万4045円から7.8%の戻り。13日の終値での年初来安値1万4218円が中勢上昇第2波の調整波動の底値となる確率が高まった。気に食わないのは、出来高や売買代金などのボリューム面が低水準だということ。相場をリードするセクターが何なのかまだ分からないこと。

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◆本欄にとっていい形になるかな?と期待がやや膨らんだのはバイオベンチャー株の動き。過大評価の感はあるが、先にエイズウィルスを死滅させることに成功したとの発表後連日で人気化したタカラバイオ(4974・マザ)に続き、トランスジェット(2342・マザ)が21日に「尿を使用したがん診断薬の開発を始める」と報じられたことで、きのうのストップ高に続き今朝の寄り付きも30円高の115円ストップ高となった。きょうの終値は20円高の105円。100円台回復は2月8日以来のことだ。この流れが、「経鼻投与剤の開発で先行き業績ステージががらりと変わる可能性が高い」新日本科学(2395・マザ)や、ゴールはまだ見えないが創薬事業で飛躍を狙うメディビック(2369・マザ)などに波及すれば、バイオベンチャーが人気セクターとなるが、慌てるのは避けたい。

◆きょうの注目株は、石油プラントの配管・メンテナンスを手がける新興プラン(6379・2部)と両面プリント配線板で強みを発揮するシライ電子(6658・ジャス)。新興プランは2月高値974円を頂点とする800円を挟んだ高値もみあいが続いている。しかし、原油の最高値水準での高止まりを背景に石油関連設備への投資拡大が続いている。今3月期業績増額修正、来期以降も続伸見通しにある。4ケタ乗せ相場への発展が期待される。一方、シライ電子は今年3月に株式を上場したばかりで、5月に1860円の上場来高値をつけた後全般波乱もありひと呼吸いれた。が、今3月期業績予想の増額修正が見込まれるなか、好業績割安株として2000円台相場への期待感が高まっている。●<好業績の海外比率急上昇銘柄>として見直したいのは電子部品商社の高千穂電(2715)。株価は、14日に年初来安値にあと10円と迫ったところで底入れ反転しようとしているところ。今3月期連結予想PERは12倍と割安感が強い。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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