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2006/02/03

◆筆者の日々の仕事始めは、米国株、なかでもハイテク株の多いナスダック市場やフィラデルフィア半導体株指数をチェックするともに、新聞記事のチェックをした後、アドバンテスト(6857)、東京エレク(8035)など半導体関連株やソニー(6758)、松下(6752)、日立(6501)などハイテク株の寄り付き直後の状況を記事配信することから始まる。年明けから始めたのだが、このセクターは昨秋以来、着実かつほぼ一本調子の上昇となっている。米国株やFF半導体株指数が大幅に下げても、小幅下げでとまるか、急落しても1〜2日で反転するパターンが多い。1月のショックが転機になるかとみたがこれを乗り切り、きょうも上場来高値もしくは昨年来高値銘柄が相次いでいる。アドバンテストは1月26日に今06年3月期業績の増額修正を発表し、きょうで8連騰となったが、きょうは東京エレクが引け後に第3四半期(4〜12月期累計及び10〜12月期の3カ月)連結業績を発表。通期業績予想の修正はしなかったものの、単独の受注は期を追うごとに増加している。第1四半期が1105億円、第2が1321億円、そして第3四半期が1555億円という具合だ。ここ3日ばかりは91年5月以来の高値圏でもみあっていたが、きょうこれを突破した。受注好調は週明けに強材料となろう。◎半導体関連株できょう上場来高値を付けた銘柄のひとつが富士通系で半導体パッケージ・リードフレームメーカーの新光電気工業(6967)。一時1万円にあと60円と迫った。1月24日から9連騰していることから、1万円乗せした後いったん達成感が生まれ、急反落する場面が予想される。しかし、12月5日に9850円まで買われ、1万円を前に2カ月もみあったことを考慮すれば、まず、強気で臨むべきか。打診買いしたい。

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◆筆者の「次世代成長企業」のデンソー(6902)は、きのうの業績増額修正を見て、アナリストが相次ぎ投資判断を引き上げてきた。メリルリンチ日本証が2日付けで「売り」から「買い」に2段階引き上げ、クレディ・スイス証は「研究開発費増の懸念も低下した」とし、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続し、目標株価を4300円から5000円に引き上げた。目標株価は07年3月期連結PER21倍で、セクター平均を約1割上回る評価だという。それにしても、きょうの株価4450円高値から余すところ500円足らずでしかない!収益の伸び低下が懸念される日産自(7201)の評価を「アウトパフォーム」とし、目標株価を時価から23%上の1600円とするくらいなら、デンソーの時価比10%強の上値目標はいかにも馬鹿にした目標水準ではないか?もっと上だろう!■うれしいのは、◎ヒラタ(5989・ジャス)がきょう、97年3月以来ほぼ9年ぶりに1500円台を回復したこと。同社は昨秋、勤務会社がインド関連本を出す時に◎本郷(3425・ジャス)をチェックしている最中に両社が今春の合併を発表したことで、推奨を開始したいきさつがある。きょうの出来高はまだ8万株に満たない。しかし、合併後の業容拡大を描き、買っている投資家がいる。アナリストが調査を開始するのは合併直前か?その前に買いたい!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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