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2012/06/13

◆円は5日、対ドルで5日ぶりに、対ユーロで7日ぶりにそれぞれ反落した後は、77円台後半まであったドルがこの日79円台央に、96円台まであったユーロが99円台央にそれぞれ、落ち着きを見せてきた。ただ、スペインに続いて国債利回りが1月来の高水準となったイタリアの動向が懸念材料となりそうななか、17日にはギリシャの再選挙、来週前半のG20首脳会議、米FOMCを控えており、世界のマーケットはなお波乱含みであり、落ち着けるのはもっと先だとの声が強い。東京市場ではこの日の後場は極端に模様眺め気分が強まり、日経平均の上下幅はわずか22円の極端な小動きで終始した。上下どちらに傾くか、世界のマーケット、そして、投資家、プレイヤーは微妙なバランスをとりつつプレイを続けている格好だ。

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◆セルシード(7776)が朝方から寄り付かないまま、大引けで150円高の860円ストップ高比例配分で終了。なお、ストップ高で76万株の買い注文を残した。先週6、7日と連続ストップ高して以来3日ぶりのストップ高だ。6日は、日経新聞が「政府は次世代医療として期待される『再生医療』について、実用化までの手続きを緩和する検討に入った」と規制緩和を報じたことが買いを集めた。きょうも日経新聞が「東京女子医科大学と日立、日本光電などは、再生医療に使う『細胞シート』を全自動で作る装置の実用化にメドをつけた」と報じ、そのなかで再生医療のベンチャーとして同社を取り上げたことが買い材料視された。同社については、当欄で何度か記してきた。11年1月27日号は上場来初めて2000円台に乗せた日のもので、その理由を紹介した。翌28日に2190円の上場来高値を付けた。が、その後、再生医療関連記事が報じられる毎にストップ高はつけるものの、開発先行のベンチャー企業の常だが赤字決算が続く・・。投資環境が厳しくなれば、人気圏外に去る右肩下がりの相場となり、今月8日には498円の上場来安値!?詳しくは11年2月15日号、3月1日号、「大幅反騰した。が、今しばらくウォッチングを続けたい」とした4月11日号、「ただ、一部を除きいったん売却すべきか・・?」と甘い記事を書いた6月8日号・・を参照してほしい。ベンチャー企業株を買うのは、ベンチャー企業に投資するベンチャービジネスと同じ覚悟で、長い付き合いができる投資家以外はノーであろう。当然、事業を精査する能力も必要だ。ベンチャー投資は甘くない・・。

◆大塚HD(4578)が引け後に200億円が上限の自社株取得枠を設定と発表。発効済み株式の1.61%だが、13週移動平均線沿いの上昇基調が続く同社株が2400円台後半にある上値ネックラインを一気に突破できれば付いていけそうだ。●ITCN(9422)は7連騰し3日連続で分割後高値を更新、5月18日に直近安値を付けた後は上値を追う展開となっている。今3月期単独経常利益予想は前期比24%増の62億円と4期ぶりかつ大幅に過去最高を更新する見通しだ、と発表したことから好業績・割安銘柄として見直し人気が続いている。伊藤忠(8001)系携帯販社で5月11日発表の今期業績は大幅増益見通し。1株利益予想は71.5円で、予想PERは7.9倍だ!10月1日付けでパナソニック テレコムと合併したことで、新会社の年間販売台数は300万台規模となり業界3強の一角を占め全国各地域で高いシェアを獲得することが主因だ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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