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2012/09/25

◆東京駅丸の内側にあった辰野金吾設計になる赤レンガの駅舎が10月1日に大正時代の創建時の姿で開業する。同駅舎内の東京ステーションホテルも10月3日にリニューアルオープンするという。太平洋戦争で破壊されて、戦後47年に2階建てで再建された従来の東京駅舎内に同ホテルはあったが宿泊は叶わなかった。一度だけ友人たちと会食して長い時間が醸し出した雰囲気を堪能した覚えがある。が、既に20年弱が過ぎた今となっては、おぼろげな印象さえ浮かんでこない・・。辰野金吾設計のソウル駅は今もなお現役だが、新装なった東京ステーションホテルに妻と訪れたいものだ・・!

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◆さて、日経平均は前日比22円高の9091円と反発した。24日の欧米株は世界景気減速懸念や欧州債務問題で不透明感が強まったことから軟調に推移し、円は対ユーロ、ドルで続伸・・と厳しい環境だったが、東京市場はこの日が中間期の権利付き最終売買日とあって、配当など権利取りの動きが下支えした。が、あすは?

◆欧州だけでなく、中国、米国、そして、より厳しい状況にあるこの日本経済・・。直近で発表される世界の経済指標からは景気減速からの浮上は依然見えてこない。この日は、ユーロ圏の銀行監督一元化の実施時期を巡って、フランスのオランド大統領とドイツのメルケル首相の意見対立があったと伝わった。また、ロイター報道によれば、欧州中央銀行(ECB)とドイツ連邦銀行は、ECBが先に決定した債券買い入れの(その規模や期間について)合法性を確認中だという。加えて、スペインが支援条件の交渉は続けるものの、いっこうに支援要請の決定に至らないことも足を引っ張る・・。もっとも、いったん、事が動き始めれば、大きな暗礁だと思われていた難題が氷解する可能性があることは期待材料に違いないが・・。

◆三菱食品(7451)は三菱商(8058)系の食品卸、加工食品で最大手だ。筆者の証券会社退職翌年の99年10月安値から同年12月の最高値7400円まで一世一代の大相場を演じ、その後は今に至るまで上値が切り下がる展開が続いている。幸い、今13年3月期連結経常利益は210億円予想と初の200億円台乗せ見通しにある。知友アナリストが大竹慎一氏と今春共著で出版した「日本の問屋は永遠なり」は日経MJなどで紹介され、商社、食品・流通関係者の間で評判という。それは、同書が「流通革命で不用になるといわれた問屋がなぜなくならないのか?なぜ、イオンやヨーカ堂はうまくいかないのか?この10年、あれほど強かったコカ・コーラが日本で失敗したのは何故か?なぜ、三菱食品や加藤産業(9869)といった卸は右肩上がりの成長を続けているのか?」の問いに対し答えを出したからに他ならない・。彼は「卸売業の持つ機能の中でも特に秀でているのがロジスティクス機能であり、マーチャンダイジング機能でも、全ての小売業が卸売業に依存しているため」だと指摘する。●三菱食品の最安値は08年10月の1200円。東日本大震災直後の安値1460円が二番底となり、現在は、2000円を挟んだ三角保ち合いを形成中。連結経常利益は11年3月期から3期連続最高更新見通しで、今3月期は初の200億円台乗せの予想にある。52週線超えのここからの動きに注目し、ウォッチングを続けよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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