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2013/01/18

◆1月第3週末、日経平均は前日比303円高の1万913円と高値引けで、15日に付けた終値ベースの昨年来高値を更新した。週明け開催の日銀金融政策決定会合で追加金融緩和策が決定するとの見方から、前日の海外市場で、円は対ドルで2年7カ月ぶり安値水準を付けるなど大幅に続落。東京外為市場でも90円台にタッチする場面があり、輸出関連を中心に幅広く買いが広がった。■17日の主力欧州株は、スペイン国債の落札利回りが低下、欧州財政危機が後退したとの見方が広がりそろって堅調。また、米国株は発表された12月住宅統計や前週末時点の雇用統計が好転、米経済改善が示されたとしリスクを取る動きが広がった。さらに、この日発表された中国2012年10−12月国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったこと・・などが追い風となり、海運や鉄鋼など景気敏感株や輸出関連株を中心に買いが広がった。TOPIXは大幅続伸し910ポイント台に乗せ、今月11日に付けた昨年来高値を更新。東日本大震災発生当日の11年3月11日以来1年9カ月ぶりの高値を付けた。欧米市場では、欧州中央銀行(ECB)、米FRBが超金融緩和策を実施していることから、昨年前半に高まった財政危機は背後に隠れた格好となっている。が、世界的な金融需給相場は拡大しつつあると見るべきかもしれない。もっとも、ひところのような信用高リスクは後退したものの、根っこの部分には解決しきれない大きな刃が光っている?が、金融余剰を背景に、世界の各種マーケットが勢い付いたとなると、春に向かって世界株式市場は上値を試す動きが一段と高まる可能性も!?

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◆一方、内需関連セクターはこういった環境下では利益確定売りや、値動きが軽くなった輸出関連株に乗り換えるための売りが出やすくなる。きょうがそうだった。そして、投資効率は大きく落ち込む可能性が高くなる。この日の値上がり率下位は建設、小売、食料品、医薬品など・・当欄主力の内需関連セクターが並んだ。そして、ここまで推奨してきた内需関連相場のスピードダウンも予想される。非内需関連の持ち駒をさらに増やすべきかポートフォリオを再チェックする。もちろん、ここまで紹介してきた内需関連株主力は中長期線上の上昇基調が活きている限り、ポートフォリオから外すことはしない。●例えば、日マクドナルド(2702)、これまで培ってきたイメージが壊れ、既存店売上高は厳しい状況となっている。しかし、200日移動平均線、52週線沿いの上昇基調が崩れるまでは「買い」を据え置く。しかし、基調が壊れたところで「売却」とする。●もちろん、小麦など世界の穀物不作絡みで先に何度か紹介した日清粉G(2002)はぼちぼちだが高値更新中で10年10月以来の高値と順調、なお、期待する。●プリマハム(2281)は昨年4月高値164円突破後、新たな相場圏に入っていくと見ており、当然、積極的「強気」を継続する。●神戸物産(3038)は2300円台前半で打診買いに引上げるべきか。●セブン&アイ(3382)は2日ぶりに高値を更新、なお、強気姿勢で臨もう!・・

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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