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2006/03/27

◆3月決算期銘柄の権利付き最終日の平均株価は続伸。薄商いながら一時、1万6700円台を覗く場面もあった。そして、TOPIXは一時1698ポイントまで買い進まれ2月上旬以来の1700台乗せが目前となった。年度替りを控え、投信の設定が下支えするとの見方があるなか、手掛かり材料難から方向感は依然定まらないものの、1720〜1750の92年以来の大関門挑戦にむけ日柄整理が着実に進んでいるとみてよさそうだ。米FOMC(米連邦公開市場委員会)は27日〜28日。24日の米株式市場は住宅統計が97年4月以来で「最大の落ち込みになった、過度の金利上昇懸念が後退した」といい、過去5年間の高値圏で堅調に推移した。もっとも、米市場は統計ひとつで翌日には逆方向に走り、きょうの安心感やあすの心配が吹き飛ぶから一喜一憂しても何も始まらない。NYダウやナスダック指数の日足を自分で引いて方向性をつかむことが大切であろう。現在は、毎日上げ下げしつつ上に向かって着実に進んでいることが・・分かるはずだ。

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◆東京市場でも同様だ。本欄が市場体温計としている4銘柄中、ソニー(6758)は10月安値3710円から1月高値6040円まで急騰相場が続き、第3四半期好決算発表で買いついたところで調整局面に入った。他の3銘柄とは相場パターンが違っている。ソニーはあす以降接近してきた75日移動平均線(きょうは5179円)に対しプラスカイ離を継続できるか、一度割り込んだ後に切り返すか、割り込んだまま上値を切り下げ続けるか注目点に差し掛かってきた。ドイツ証券、メリルリンチ証券、野村証券の3月中旬以降のレポートでは、日本の電機セクターに関して厳しい見方があいつでいることに注意も必要だ。ただ、ソニーはドイツ証が目標株価6500円としクレディスイスとともに「買い」を継続しているのに対しメリルは「売り」を継続するなど判断は分かれている。1月26日高値5180円と27日安値5700円の間にいわゆる「窓」が開いている。この窓を埋めるということは75日線を割り込むことになる。そして、テクニカルな反発を期待しても良くなる。調整が続く電機株の市場体温計として引き続き動向に注目したい。■残り3市場体温計銘柄は、新日鉄(5401)は下割れることなく450円処を底値に上値をうかがう構えにあり、着実に上昇基調を継続するトヨタ自(7203){本欄では次世代成長銘柄としてデンソー(6902)の一段とスケールアップした大相場を予想している}、75日線沿いに上昇し上値を狙う構えのみずほFG(8411)の動きからみて、通常時にいきなり平均株価が暴落する格好にないといえる。

◆24日号で紹介の「ギャバいりおいしい低塩しょうゆ」を3月20日から首都圏と静岡県で先行発売した焼津水産(2812)が1600円台に乗せてきた。24日号で気になるのは価格であろう。いくらパッケージに効能表記の許可を厚生労働省から得たといっても同業他社は200円台で売っているのだから。注目されるのは、このしょうゆは花王で食用油に健康革命を起こした「エコナ」のマーケッティング戦略を担った田形氏を新設のしょうゆ販売会社ソルキアの社長に迎えて、売っていくということ!◎本欄ハイテク注目株の浜松ホト(6965)が昨年来高値を更新した。技術力テコの値がさハイテク株に向かって直進を期待!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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