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2004/07/16

◆午前発表された韓国・サムスン電子の4〜6月決算は4期ぶりの営業減益となったが、ハイテク株はここまでの下げでほぼ織り込み済みと受け取られ下げ渋りの展開となった。昼休み中に発表された中国の4〜6月期GDPが前年同期比9.6%増と市場予想を下回ったことから、金融引き締め懸念が後退。ハイテク株が反発に転じ、平均株価は小幅続伸となった。週足は3週連続陰線となったものの、週末株価比較では前週を若干上回り、3連休明けの来週は底堅い動きを期待させる。

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◆ただ、今夏、サマーラリーが見られるかは心細いところがある。7月1日の日銀短観発表で好材料出尽くし感が広がり下げにつながったが、ここまでの下げで世界経済回復の持続性への疑問が織り込まれたと感じられないからだ。日本の景気回復が中国・米国景気の後退に耐えられるほどに強いものなのかは疑問が残り、来期企業業績が既存の増益見込みから大きく外れないとの確信できるほどの状況にもない。ただ、日本企業の今期予想PERが17〜18倍台とかつてない低レベルであり、多くの銘柄がここ6〜8年ぶりの高値に戻っており、下値が限定的になっていることは心強い。4〜6期決算発表が始まるここからは、よりセクター、個別銘柄の選別眼が必要となりそうだ。

◆本欄既紹介の、住友鉱(5713)、マツダ(7261)、関東自動車(7223)などを中期強気で、チャートが煮詰まった超割安株ユニプレス(5949・A)、光洋精工(6473)、日鉄商事(9810・A)、三菱化工機(6331)、東京製鐵(5423)も狙い目。思惑株では「物件探し」広告が目立つNOVA(4655・ジャス)の動きに注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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