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2007/09/25

◆25日、わが国で初の親子二代首相が誕生。福田康夫新政権が発足した。歴代の就任時70歳代首相5人の在職日数は最短が石橋湛山(72)の65日だが、宮沢喜一(72)は644日、福田赳夫(71)714日、鳩山一郎(71)715日、村山富市(70)561日と、1年半〜2年弱となっているが、来春予定の総選挙までの「選挙管理内閣」との見方があるなか、福田新政権のかじとりが問われる。この日、東京市場は9月中間配当落ち分を埋め1万6400円台を回復した。しかし、今年大発会終値に対し5.5%下方かい離しており、過去最高値更新中の中国株、インド株、香港株、韓国株など同じアジア勢や7月最高値に迫る米NYダウ平均、SP500種指数などに大きく遅れをとっている。■12日の安倍首相の唐突な政権放棄のあと、12日もの政治空白を平気で許してしまった政治風土!それでも、東京市場は遅ればせながら、9月11日の1万5610円が、8月17日の年初来安値1万5262円に対する二番底となったようだ(これを確認するには9月3日の戻り高値1万6575円を上抜く必要がある)。週足でいえば、年初来安値から4週目のことで、平均的な4〜6週間のなかにあり妥当な二番底確認といえる。ただし、より長期の相場をみる月足ベースでは、25日現在も1万6496円にある24カ月移動平均線へのプラスかい離を回復しきれていない弱みをもつ。

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◆福田新政権に対し市場が恐れているのは、「小泉元首相で変わったかに見えた自民党が、参院選の惨敗を経て昔の自民党に戻り、改革、財政再建とは無縁の曖昧な経済政策のもと改革が後退する」ことだ。市場売買シェア6割超の外国人がこれに失望した売りを先行させたとき、個人投資家が受け皿にならないとしたら、誰が代わる?しかも、根拠の曖昧な推奨は「(10月スタートの)金融商品取引法」違反に問われる状況の中で・・。

◆三菱商(8058)が主力大型株として8月安値後の相場で最初に過去最高値を更新した。原油・穀物など国際商品市況高が背景だ。シコリ感のない中堅海運株が人気化した。中国塗料(4617)の高値挑戦が期待される。また、金・非鉄関連の住友鉱(5713)が人気を回復。住金(5405)のほか住友チタ(5726)や住友鋼管(5457)など住金関連株の人気化も注目されてよい。中堅造船では75日線沿いの上昇基調にある佐世保(7007)に注目したい。■本欄では、650円台、750円台のW天井圏に挑もむ山九(9065)に期待したい。同社は郵政民営化関連株であり、今・来3月期と業績の増額修正が期待されるうえ、新首相こだわりの中国関連株でもある。●日カーボン(5302)も75日線上の上昇基調が続いている。好業績の等方性黒鉛関連銘柄として一段高が期待できそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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