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2011/11/11

◆粉飾決算で上場廃止もあるオリンパス(7733)が東証から監理銘柄に指定された。同時に前会長の巨額借り入れが表面化し監理銘柄になったのは大王製紙(3880)。今は四国中央市と意味不明なネームになってしまった旧伊予三島市は合併相手の旧川之江市とともに紙の町だ。そして、筆者の2番目にかよった小学校で、3年間弱を過ごした町でもある(当時は団塊の世代の大量入学もあり全校生徒数は2000人強。3番目が全校生徒数40人強の山村の小学校)。大王紙はその町の海岸方にあり、午後になれば、瀬戸内海から四国山脈へと風が吹き上がってくるのだが、紙工場の煙突から臭気を運んでくるので教室の窓を閉めていたことを思いだした。伊予三島は水引細工の日本2大産地のひとつであり「金封」では生産シェア約7割を占める愛媛の中核だということはずっと後で知った。また、ユニチャーム(8113)は川之江市出身の高原慶一郎が創業者であり、紙とのつながりが基点にある。大王紙を経営するのは井川家だが、前会長の巨額借り入れが表面化。さて・・。

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◆この日、日経平均が小反発。取引時間中は8500円台を下回る場面があったが、アジア市場全体の株高にサポートされてなんとか大台を維持して引けた。内容的には値下がり銘柄の方が多く、トピックスなど日経平均以外の指数はマイナスだ。海外の目が日本企業に対して厳しくなるなか、円が政府・日銀介入後の高値を付けたことで企業業績への懸念が高まったうえ、オリンパス、大王紙が東証から監理銘柄に指定されそろって急落したことも影を落とした。しかし、10日の海外市場で、イタリアで懸念されていた短期国債入札が懸念されたほど悪くなかったことから独伊株が反発。米国でNYダウが100ドル超反発したことや、この日の東アジア各国株が反発したことなどが日本市場を後押しした。米国では、発表された前週分新規失業保険申請件数が4月以来の水準に改善したことや原油先物が大幅反発したことから、フランス国債利回りの上昇やアップルの下げ幅拡大はあったものの、前日に大幅安したこともあってNYダウは100ドルを超えて反発した。欧州事情は引き続き世界の金融・資本市場を安心させたり、不安を募らせる場面があるといった、欧州各国のトップと各種投資家とのせめぎ合いを繰り返すことになりそうだ。

◆大阪チタ(5726)が大幅安した、邦チタ(5727)が会社説明会で収益見通しを厳しくみたことから、同社株にも売りが及んだもの。大阪チタはいったん判断停止して、持ち株は「売り」とすべきかチェックしたい。●アリアケケジャパン(2815) は後場にも下げに転じる場面があったが反発した。売りが先行したのは、前場9時に発表した4−9月期連結経常利益が前年同期比40%増の16.9億円と大幅増益だったものの、従来予想を1.億円下回り計画未達となったことが売りを誘ったもの。しかし、経常減益は為替差損が5.2億円発生したことが足を引っ張ったもので、営業利益は売上高が増加したことで前年同期比28%増の20.8億円と会社計画を上回った。このことに着目して、ここから買い場を探そう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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