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2011/02/10

◆日経平均は前日比12円安の1万605円と小幅続落したがTOPIXは2.61ポイント高の946と小幅ながら5日続伸し4日連続で今年の高値を付けた。9日の米国市場では、12月機械受注は市場予想を下回ったものの景気回復期待を背景に、NYダウは小幅ながら8日続伸、S&P500種指数は5日ぶりに反落も小幅と頑強な動きが続いている。東京市場は明日からの3連休を控え模様眺め気分は強かったものの、好調な企業業績発表と米国景気回復期待、そして米株高にアシストされ頑強な相場となった。

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◆アジア新興国ではインフレ進行を食い止めるべく相次ぎ金融引き締め策を実施。先行きの景気懸念から、年初来株価下落が続いてきた。そして、今週の各国市場の下げ幅は大幅となり、大半が連日の1%を越える強烈な下げとなった!この日は、日本の市場が終った後、中国株は大幅反騰で終了。上海総合指数は1月13日以来の高値水準に回復して、週明けへの期待を持たせた。それでも、アジア新興市場は年初来の大幅下落により相場の質は相当悪化した。来週の相場を見る上で、きょう大幅反騰を見せた中国株の動向は見逃せない。週明け以降も切り返しが続き、アジアの相場復活を引き続きリードするのか、戻り相場が途中で挫折してしまうのか?■日本株も、自力走行はできないものの、米国の景気回復基調の継続、企業業績好調、株価上昇基調を得て、上昇基調を描いてきた。が、「米国株は高いがアジア株は安い」という環境が続くとすれば、思いがけず足をすくわれてしまう懸念が残る。また、米国株がさらに上値を追っていくだけで、日本株も堅調相場が続く・・、そんな単純な相場なら、その後が思いやられる。

◆当欄紹介銘柄も傷ついた銘柄が多くなってきた。●そんななかできょう大幅高し昨年来高値を更新したのは中外炉(1964)だ。08年秋から300円台前半にあった上値ネックラインを突破したと注目したのは昨年12月中旬。きょうは14時に100万株(1.16%)の自社株買いを発表したこと。同時に発表した10年4−12月期連結純利益は前年同期比3倍超増加。通期純利益予想を増額修正し一転増益に転じる見通しとなった・・ことが買いを集めた。もともと、「損害炉」と揶揄された個人投資家好みの銘柄だったが、2年以上底這いが続き忘れられた存在と化していた。持株は持続、ウォッチングを続けよう。●アンリツ(6754)は断続的に昨年来高値を更新しつつ上値追いが続く。計測機器が新たな通信規格LTE開発用やスマートフォン向けに成長を急加速し始めた。まだ夜が明けはじめたばかりのここから妥当株価水準を探る長い相場が始まるとみて、中長期で期待しよう。●科研薬(4521)は1000円前後までの調整を待ちたい。●メッセージ(2400)も「Cアミーユ」の事業展開、業容拡大を期待し26週船や52週線に下値をサポートされた上昇基調が続く限り、一息調整を入れる場面などでは強気で拾っていこう。●日マクドナルド(2702)もまた、52週線から大きく下ぶれしない限り、拾っていきたい。市場は、決算発表にもたいした反応を見せなかったが、当欄では評価余地は大とみている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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